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KLM

KLMは始まりのABC、終りのXYZの中間に位置する途中経過という意味です。 でも、理系の管理人なのでK殻L殻M殻という意味もあります。

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人生楽ありゃ苦もあるさ 子時代編

風邪引きました。お返事は明日します。風邪うつしちゃもうちわけない。

というわけで、海軍編誰得ガープ編^^^^^
ガープ好き?わたしだよ!!!P.O.Pのガープがカッコよすぎて辛い。
でも、DXの方はP.O.P見るとどうしても見劣りしちゃう。
あぁぁ、おじいちゃんかっこいいよ、おじいちゃん。
DX冥王欲しいなァ。




「ぱぱー」

 

コトリが手を伸ばすと、ガープはひょいっとコトリを抱き上げ腕に乗せた。

 

「きょーはマキノちゃんとこ?」

「いや、今日はパパと一緒だ!!」

「ほんとっ!ぱぱおしごとちがう?」

 

ガープは嬉しそうにはしゃぐコトリに頬ずりし、コトリもきゃーと言って楽しそうにしている。
ガープがコトリを引きとることになって、もうしばらくが経った。
その間に二人は随分仲良くなったし、コトリもこちらの生活に慣れていた。

 

「今日はずっと一緒にいられるぞ」

「ぱぱ、きょうはおでかけしないでずっといっしょ!」

「おーおー、えぇとも。家の用事やるか!」

「うんっ!」

 

 


2010/11/30

 

 

 

 


「コトリ、お前は立派な海兵になるんだぞ」

「コトリ、りっぱなかいへいになる!」

 

息子はどこをどう間違ったのか革命に興味があるらしく、海軍なんて気にもしていない。
親が世界政府に属しているというのに、それを覆さんと黙々と勉強をしている。
子供に自分と同じ道を進んで欲しい、後を継いで欲しいと思うガープにしてみれば、これ以上残念なことはない。
今更言った所で聞く息子ではないし、せめて新しく出来た娘だけはきっちりと育て上げたい。
実を言うなら、娘はおとなしくしとやかに家事の良く出来る娘もよかったのだけれど、どうやら戦えるらしかったので方向転換。
元々何かしらの組織に属していたらしく、命令には実直に従う。戦闘スキルも上々。
子供だからと侮ったものではなく、十分な戦力になるとガープは感じた。
だから、娘を可愛らしい花嫁にするのはあきらめ、立派な海兵にしようと胸に決めた。

 

「ぱぱみたいな、りっぱなかいへいさんになる!」

 

あぁ、こんな娘が欲しかったんだとガープ男泣き。

 

 

 


2010/11/30

 

 

 

 


「おにーちゃん、いっちゃう?」

「親父には言うなよ」

「ぱぱおこるよ」

「俺は俺のやりたいことがあるんだ」

「そっか、ならしかたないな?」

「元気でやれよ」

 

最後に頭を撫でてもらって、ばいばいと手を振った。

 

 

 

まさかのおにーちゃん登場ww
2010/11/30

 

 

 


ぱぱー!

パパ!

もー、パパったら…

パパ大好きっ!

 

思いだそうと思えば、もっといろんなことを思い出すことができる。
一緒にお風呂に入ったこことか、背中や肩に乗せたままどこにでも連れて歩いたこととか、初めて手柄をあげた時一緒に喜んだこととか。
こんなのはほんの一部で、もっとたくさん、いっぱい、数え切れないほどコトリとの思い出はある。
大喧嘩して一週間ほどコトリが行方不明になったり、大怪我をしたのを看病してやってり、逆に看病してもらったり。

 

「彼氏なんて、認めんからな!?」

「だからそんなんじゃないって!!」

「嘘つけ!アイツとかよんどったじゃろ!!なにそれ、ちょーしんみつ!!」

「ち、違うもん!てか、パパ変な言葉使わないでよ!」

「あ、動揺したな?やっぱ気になる奴おるんじゃな?色気づきおって、このぺったんこ!!」

「む、胸は関係ないでしょ!?」

 

まだまだまだ、誰にもやらん!!

 

 

 


2010/11/30

うっかりドラゴンのおにーちゃん登場するというまさかな展開。
こっちでも仲良し家族が楽しすぎて、一向に海軍編が進まない^^^^^^^^
主人公とガープは仲良し親子なんだよ、というのが言いたかった。
あと、ガープは親馬鹿なんだよってのも言いたかった。
マキノさんって幾つなんだろう…。あとドラゴンのおにーちゃんも。

ことさんに「ガープ中将が暴れ出しそうな~~」って聞いたから最後の奴が出来上がった。
二人がくっつくことにより、ガープはまずちゃぶ台返し^^^^^^


「誰が海賊なんぞに娘をやるか!」

「奪うつってんのにコトリが挨拶しろってうるさいからしてやったまでだ」

「名前で呼ぶな、この海賊がっ!!!!」


ぎゃーぎゃー騒ぐ二人に、当の本人は予測済みの展開だったのでまったりお茶飲んでます(笑
ちなみに、これは結婚の許しとかじゃなくて「付き合うなら、パパに許可貰わないと…」というやり取りがあったから。赤髪さんはんな面倒な…と思ったけど、主人公の言うことだからまぁ一応、って言った感じ。
二人は犬猿の仲になると良いよ^^^^^^^^^^^
 

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人生楽ありゃ苦もあるさ 番外編

一つ前に、お返事があります。







「悪魔の実を食った?海賊になった?七武入りを蹴った?賞金首になった?白ひげ海賊団に入った?」

 

ふざけるな!

 

「お前は海軍になれっつったろ!!」

「海賊になるっつってんだろ!?」

「人が仕事に出てる隙に船出して…このアホたれ!!」

「そもそもこんなとこまで追っかけてくんなよ、この親馬鹿!!」

 

言った瞬間、エースはぎょっとした。
コトリが、泣いていた!!
ぼろぼろと、隠そうともせず、エースを睨みながら。

 

「子供の心配しない親がどこにいる、このアホたれ!!」

 

泣ーかせた、泣ーかせたー。オーヤジーにー言ってやろー。
背後でエースを責める声が聞こえる。

 

「わ、悪かったって!な、なにも泣くこたねぇじゃん」

「だったら少しでも親孝行しやがれ、この親不孝者!!」

 

泣くなよいとマルコが慰めにいったけれど、刀で牽制されて近づくことさえ許されなかったとか。
あと、かーちゃんに近づくな!って泣かしてる本人に言われたとか。

 

 

浅葉さんリクのその後的な、蛇足的な。おかーさんはよく泣いてよく笑う。
2010/11/28

 

 

 

「なにする?」

「なんもしないー」

 

うだーっと膝の上に乗っていたコトリがもたれかかってきた。
コトリは子供たちの前でこそ母親だったが、こうして二人きりになると途端に我儘になる。
つんけんしているよりかはこうして我儘を言って甘えてもらった方が嬉しいけれど、つんけんしたコトリしか見ていなかったシャンクスは未だこのギャップに驚く。
最初の出会いは、海軍と海賊だった。
次は母親として。
そして今は。

 

「あ、ココア飲みたい」

「へいへい」

「立っちゃダメー」

「立たねぇと作れねェだろ?」

「じゃああたしも一緒に作る」

 

シャンクスがミルクを温めようと台所に立ったら、それを追うようにコトリが背中にぶら下がった。
首に手を回し、シャンクスの横からひょこっと顔を出す。
子供のような所作に苦笑しながら、シャンクスはコンロに火を付けた。
ぼっと火がついて、しばらくそのままコンロの前で立っている。
コトリもおとなしくシャンクスの背中でそれを見てたのだが、すぐに飽きたらしくぶにっとシャンクスの頬っぺたを引っ張った。

 


「あにふんら」

「なんでしょう?」

「邪魔ですー」

「邪魔じゃないですー」

「重いですー」

「重くなーい」

「ココア作れませーん」

「シャンクスなら作れまーす」

「コトリさんが作ってくださーい」

「シャンクスさんが作ってくださーい」

 

コトリをぶら下げたままのシャンクスが棚からマグを二つ取り出した。
ミルクを温めている間に、マグにココアと砂糖を入れる。
まだぶら下がったままのコトリが、もちょっと砂糖多くして、と言ってきたのでストップといわれるまで砂糖を入れ続けた。
そうこうしている間にミルクがイイ感じにふつふついってきたので、火を消してマグに注ぐ。
抽斗からスプーンを取り出して、ゆっくりと二つとも混ぜた。
そのまま片一方にスプーンをさしたままにし、両手にココアの入ったマグを持ち、テーブルへ戻る。

 

「降りろー」

「いやー」

「座れねェだろ」

「離れるの?」

 

しょうがねぇなァとシャンクスは笑い、ぶら下がったままのコトリの手にココアを持たせた。
それを器用にぶら下がったまま飲むコトリ。
シャンクスも立ったまま、ココアに口をつける。

 

「甘ェ」

「あまー、うまー」

 

 

おいもうこいつらに夫婦の称号を誰かやってくれ。あっま。
2010/11/28
 

ことさんリク…の、没!
うっかり砂糖入れ過ぎた^q^ あっむぁ!!
元が海賊のあの性格なので、基本的に我儘の甘えた…で、す…。
あっちではマルコと始終いちゃついてるのでそうでもないけれど、こっちでは日頃子供の面倒見たり仕事できりきり働いてたり、意外と誰かに我儘言ったり出来る機会が少ないので、こういうときにはあっち以上にべたべたの甘えた&我儘です。ちなみにガープのパパにも同じことやってます。ガープのパパは娘をくっつけたままどこにでも行ったそうな(笑 近所の八百屋とか、マキノさんとことか。一番最初に甘え癖つけさせたのこの人だ!!ww

「パパー」

「なんだー!!」

「いっしょにおふろはいろー!!」

「おー、ええぞー!ぶわっはっは!」

とかいうレベルで仲良しこよしの親子。
ちなみに過剰なスキンシップ(ガープ→主人公) で、ほっぺにちゅーくらいなら普通。一緒に寝るし、お風呂も当たり前。四六時中一緒^^
でも、海軍に行くとちゃんときびきびするからここら辺大したもんです。

だからうっかりシャンクスにも同じことをやらかしてます。
ごろごろにゃーんと甘えまくり^^ あと、我儘も言います。それいやー、こっちがいいー。やだー、それはしないー。
まぁ、ここまで来るまではとんでもなく険しかったそうだけどね!!!
初めて主人公が背中にくっついてきた時の赤髪さんの反応はすごかったらしい。

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お子さま行進曲 青年期編

リクその2、晴さんのイゾウ仕上がったー!
イゾウは酷い奴だww
そのうちイゾウに着物着せてもらったり化粧してもらったりするんだけど、

「お前はイマイチ華がないな」

「着物可愛いからいーじゃん!」

「この俺がプロデュースしてやってんのに、どうしてこんな凡なんだ…」

主人公の顔が普通すぎてイゾウ撃沈^▽^
せっかく化粧して髪も結ったのに、どうにも着物に負ける主人公^^
ちなみに、その勢いで着崩して悩殺ポーズとかやってみたけど胸のなさでこっちも上手くいかず…。
ただ、肌蹴た着物からのびる足だけは及第点だったとか。
口説き文句編は、

「ねぇって言ってみろ」

「ねー!」

「ちっがう!もっとトーンを落として、吐息を混ぜて、含みを持たせて、眼も潤ませて、少し頬を赤く染めて、息を吐くようにゆっくりと!!」

「難しいなァ………ねぇ…」

「…お前、化けるな」

言われたことは出来るので、細かく設定を貰うとそれなりになります(笑
面白がったイゾウにもっと沢山仕込まれると思うよ^▽^!!


以下、没ったイゾウの話。






「コトリー、水ー」

「はーい」

 

コトリはイゾウの言うことはよく聞く。
なんでか、あれを取れと言われれば座っていたのに立ち上がってまで取りに行く。
マルコが言ってもきかないようなことでも、イゾウが言えば渋々ながらも言う事をきく。
なんなんだ、とマルコは少し考えたが、どうにも二人の接点がわからなかった。

 

「なんでイゾウの言うことはきくんだよい」

 

昼飯時、気になっていたのでマルコはコトリに聞いてみた。
長い間面倒を見てる自分よりも、イゾウの言うことを聞くというのがなんだかすこし悔しいじゃないか。
もぐもぐとパンにかじりつきながら、コトリは首をかしげる。

 

「だって、イゾウはお姫様なんだよ?」

「はぁ?」

「お姫様の言うことは、きかなきゃ」

 

さも当然と言わんばかりに言いきって、再びパンを食べ始めた。
誰が、なんだって?お姫様?イゾウが?
まさかとは思うが、イゾウを女と勘違いしているとか?
んなわけないじゃん。
だよな。

 

「おいコトリ、洗濯もの頼むわ」

「はいはーい」

「手洗いな」

「わかってるー」

 

 

 

謎な二人の関係。
2010/11/27

マルコ視点でしたー。
例えばマルコが部屋を片付けろって言ってもきかないけど、イゾウが俺の部屋を片付けろつったら片付ける(笑
イゾウの出番の少なさから没った。
やっぱりイゾウは俺様のアホに限るね!!!!!!!!!!

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人生楽ありゃ苦もあるさ 子育て編

リクその1更新ー!
明日は晴さんのイゾウ予定だよ!!
もし続きが気になるようになれば、またリク受け付けます(笑

補足説明としては、おかーさんの武器は刀。
その刀身と鞘には海楼石が練り込まれててvs能力者戦にとても役立つとか…。
本編で書いてない設定をいきなり使うなってな!!!
はい、すみませんでしたorz
後は海賊編と同じくナイフの投擲も相変わらず得意です。
こっちはちょろっと銃も使えるかな。
また過去編書いて、この辺の事もっと書かなきゃなァ…。
過去編はサカズキさんの口調わかんないから書きにくいんだよなァ。
もっと幼シャンクス増えろ。15歳だよ?なにそれ美味い。
きっと刀はサカズキさんが与えてくれたと思うよ!!准尉昇進祝いくらいに!

今日は海軍編の、子育て編。
前言ってた原作1巻の最初のお話。
シリアスだけど、書きたい話だったんだ…!
続きはまたぼちぼち書いて行く。こっから二人の距離が変わった。







「ルフィ!!」

 

かーちゃん!と泣きながら、ルフィは足にしがみついてきた。
しゃがんで抱きしめると、わんわんと泣き叫ぶ。
ルフィが生きているということに、あたしは心底安心した。
まだ心臓が痛いほど鳴っている。
ルフィが悪魔の実を食べて、海王類に襲われたと聞いた時は本当に目の前が真っ白になった。
でも、ルフィは、こうして生きている。
抱きしめるルフィは、無事だ。

 

「アホたれ…!」

「がーぢゃぁぁぁぁあん!!」

 

大泣きするルフィにつられて、コトリの涙腺も刺激された時だった。
ざり、と砂がすれる音と、嗅ぎ慣れた生臭い海と血の匂いがした。
顔をあげると。

 

「あか、がみ…」

「なんつー顔してんだよ。海軍の鬼ともあろうお方が」

「お前、手が…」

「子供一人の命と比べたら、安いもんだろ」

 

コトリが目にしたのは、隻腕のシャンクスだった。
肩下から先のない腕からは、今も鮮血があふれている。
どうして腕がないのだとか、言葉の意味がわからないとか、どうして笑っているのだとか。
コトリは混乱する。

 

「ど、して」

「なァんで泣きそうな顔してんだよ。ここはよかったって笑うとこだろ」

 

ルフィを抱いて立ち上がると、ルフィがシャンクスに過剰に反応した。
シャンクスの名を叫び、腕が腕がと手を伸ばす。
やっと、コトリもシャンクスがルフィを助けてくれたことを理解する。
同時に、腕がない理由も。

 

「来いっ!!」

 

 

 

泣くルフィを片手に抱え、もう片方の手で赤髪の手をとった。
2010/11/17

 

 

 


コトリは村唯一の小さな診療所にシャンクスを連れていった。
シャンクスの腕を見た老医師は驚いたが、出来うる限りの処置を施してくれた。
小さな島で出来ることは限られているので、経過に注意しろと言われ、鎮痛剤を処方してもらう。
泣き疲れたのか、眠ってしまったルフィを背負いながらコトリはシャンクスと一緒にいた。
エースの待つ家に帰る道の近く、村と山の境目だった。

 

「本当に、ありがとう。ルフィを助けてくれて」

「そうするのが当然だと思ったからな」

「…腕、すまなかった」

「なんで謝る。オレはオレのしたいようにしただけだ」

 

コトリは切なそうに眉をひそめ、シャンクスを見た。
へらりといつも通り笑っている姿が、逆に申し訳なく感じる。
母親としてルフィを助けてもらったことは、感謝してもしきれないほど感謝している。
でも、失ったものは大きい。
命こそ助かったが、四肢の一部を失うことになった。
出来る限りの礼をしたいと思うし、するのが当然だと思う。
相手が因縁の宿敵でも、海賊でも、それはそれ、これはこれだ。
ルフィを落とさないように気をつけながら、頭を下げた。

 

「ありがとう、シャンクス」

 

 

 


2010/11/18

 

 

 


ルフィを助けてもらって嬉しい。感謝している。
それでも、どうしたって切ないものがコトリの中にあった。
改めて見るまでもなく、シャンクスの左腕はそこにない。
出会ってから数十年、ずっと戦ってきた。
互いの最も得意とするものが刀で、技量はほぼ同等。
純粋な戦闘技術はコトリの方が上だったが、いつしかそれは拮抗していた。
海賊の下っ端だった男が、気付けば自らがそれを率いるまでに成長していた。
もちろんその間に、コトリも成長していた。
雑兵だったのが今では少将だ。賞金首を狩って、海賊を潰して。強くもなった。
どこかで、シャンクスと自分はライバルだと思ってた。
敵同士だけれど、似ていると、同じように成長していると感じていた。

 

「…なんで泣くんだよ」

「わか、らなっ」

 

もう、彼の剣技を見ることが、刀を交えることが出来ないと考えると、悲しさが胸を突き上げる。
シャンクスを捕らえるのは自分だ。
インペルダウンに送り込む。それがコトリの仕事だった。
だけど、ずっと今の関係が続けばいいなぁって、思ってた。

 

「腕が、なくなってしまった」

「そうだな。だが、後悔はしちゃいねぇさ」

「わたし、はっ!わたしが、いればっ!!」

「自分を責めるなよ。元はといえば、俺がルフィに悪魔の実を食わせたのが原因なんだからな」

 

アホだ。
シャンクスは、アホだ。
どうして敵である自分にもこんなに優しい。
その優しさが、嫌になる。
涙が、止まらない。

 

「だからお前は、アホなんだ」

 

 

 

2010/11/23

ことさんに、「シャンクスとのラブっていつ頃?」って聞かれたんだけど…。
はい、お察しの通り原作時期というか、原作沿いではかなり難しいです。
おそらく原作時期での本格的なからみはここからになりますが、乱入編ではこれ以前、両腕ある状態です。
主人公本人がかなり真面目な性格の海兵となっているので、海賊であるシャンクスとは…^ω^
なので、赤髪乱入編は完全パラレルとお考えくださいませ…!

あぁ、そうか。
海軍編(幼少時)→子育て編→海軍編(出世編)→決別編 + 赤髪乱入編
ってな感じかな?決別編は、本当に決別編。
シャンクスが四皇になったことでもう昔のような追いつ追われつが出来なくなって(四皇には手を出すなという命令貰った) エースも四皇白ひげが率いる白ひげ海賊団に入隊したことで完全に疎遠に(せめてもの望みが七武海だったけど、それを断ったエースに絶望するおかあさん) ルフィも言わずともがな、気付けば賞金3億だし(しかもクルー合計10億超えで世界政府にケンカ売るし) 
海軍なおかーさんは、最後まで海軍です。ここは曲げない。
こうやって考えると、やっぱり海軍編はシリアスだなァってなる(´・ω・`)
赤髪乱入編はせめてもの緩和剤。

うん、決別編を書き終ったらサイト掲載しても良いかな。
ほっとんどブログ再録になるからつまんないかもしれないけど。

そのためにはまずお子さま本編終わらせないとねー!!
恋愛編?なんも考えちゃいないよ!!!
彼氏彼女(笑)になるまできっと長いようで短い。

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人生楽ありゃ苦もあるさ 赤髪乱入編

一つ前の記事に、メルフォお返事があります。





じーっと、さっきから見られている。
シャンクスが、コトリに。
これが逆なら実にいつも通りなのだけれど、これは初めての事なのでシャンクスはどうにも尻のおさまりが悪い。
目を逸らしている今でもどきどきしているのに、目線を合わせたらどうなってしまうことか。
視線が、嬉しいけれど恥ずかしい。

 

「…コトリ?」

「ん?」

「ど、どうかしたか?」

「いや」

 

視線が、恐い!
無言で見つめられるこの恐さ。
うしろめたいことが、ないわけでもない。
心当たりがあるっちゃある。
あれかあれかあれか、それともあれがバレたか。
考えたら恐ろしすぎて、コトリの顔を見れない。

 

「ひげ…」

「あ?」

「ひげ、昔は生えてなかった」

「あ、あぁ。そりゃそうだろ。それなりの歳になったしな」

 

コトリとシャンクスが出会ったのは、まだ互いが少年少女と呼ばれていた時代だ。
そう考えると、かなり長い間追いつ追われつを繰り返してきている。

にゅっと、手が伸びてきた。
瞬間的に後ろに顔を引いて逃げてしまったけれど、イスに座っているからあまり意味はない。
伸びてきたコトリの腕が、シャンクスの顔に触れた。
じょり、と髭を触る。
じょりじょりじょり。
顎を撫でる手つきが柔らかい。

 

「あ、あの、コトリさん?」

「んー?」

「それ以上されると、我慢ができなくなりそうなんですけど」

 

するりと手が引いてった。
ですよねー、とうな垂れるが、実際ヤバかったからこれでいい。

 

「剃らない?」

「……剃らない」

「なんで?」

「なんでも」

 

じっと見られて心が揺らぎそうになったけど、こればっかりは駄目だ。
だめ、だ。
うん、だめ。
だめ…。
ああちくしょう!

 

「わかっ!?」

「だから嫌だったんだよ!!」

「わかっ!え、今幾つ!?」

「三十路越えてるっつの!」

「うーわー、二十代ってか、下手すりゃ十代に見えるー!」




黒猫さんと髭って萌えるよねって会話から派生したんだと思う。
2010/11/24

髭なしシャンクスは、懐かしいあの日々を思い出したとか(まだ微妙な地位にいて、同じく普通の海賊でしかなかったシャンクスとの追っかけっこの日々)
きゃあきゃあ騒ぐ主人公に悪い気はしないシャンクスですけれど、やっぱり鏡を見てため息をついたそうです。
童顔が嫌らしい(笑
でも、髭が生えそろうまで主人公はシャンクスに甘かった。
理由→若くて同い年には見えなくて子供っぽいからおかーさんモードになったから。
あっはっは、髭剃ったら男よりも息子に見られたよ、哀れなり、赤髪!!
ちなみに子供らからも若干好感度上がったとか(笑

ぽつぽつと海軍編もリクエストいただいてて嬉しい。てか嬉しい。うん、嬉しい。
ふふ、ふ。海軍編はお子さまで出来ないことをやるんだ!!
明日あたり、子育て編でシリアスな展開を更新したいなァ。
基本的にシリアスはあまり書かないようにしてるのですけれど…どうなんだろう?
書いても良いのかな。いや、わたしの好き勝手にやるんだけど、それでもなんかなぁ。思う所がある。

そういや、ガープはどこまでパパなんだろうかと考えた結果。


「彼氏できたか?」

「んーん、なんで?」

「出来たら隠さず言うんじゃぞ?」

「はいはい。ちゃんとパパのお眼鏡にかなう人を選びますよーっと」

「もう目をつけとる奴がおるのか!?」

「いないって!!パパ心配しすぎ!」
 

思いのほかうっとおしい^^


「コトリ、最近お前変じゃないか?」

「え、ど、どこが…」

「なんか女々しくなった」

「ぱ、パパいっつも女らしくしろって言ってるじゃん!」

「なァんか、臭うな」

「な、なにかな!コトリはいつでも清廉潔白だよ!?」


隠し事が出来ない主人公^^
嘘がつけないのと、動揺した時どもるのは海賊編と一緒。
相手がシャンクスだとバレた瞬間、そりゃもう大変な事になるだろうね!
白ひげ乱入編はシリアスを考えてたんだけど、今書いてるのはギャグなんだ…。
いっそ2パターンあってもいいよね…。

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