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KLM

KLMは始まりのABC、終りのXYZの中間に位置する途中経過という意味です。 でも、理系の管理人なのでK殻L殻M殻という意味もあります。

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お子さま行進曲 青年期編



えろいです
ちゅっちゅしてるだけなので R-18 ではないですが、
それなりにえろいです




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〔つづきはこちら〕

お子さま行進曲 青年期編

一つ前の記事にメルフォレスがあります。






マルコが風呂からあがって部屋に戻ったら、コトリがいた。
パンツ一丁で。
盛大に吹いた。

いやいやいやいや、いくらぺったんこだからってパン一は!
しかも自分のベットの上で!!!
枕に抱きついて、布団も掛けずに、パンツだけで!!!!!
サイドリボンとか、ほどけたらどうする…!
てゆーかいつのまにこんなエロいパンツをはくようになった。
ナースか、あいつらの影響か?
それとも自分で?
男とか…いやいやいやいや、それはない。一番ない。
ない。断言する、ありえない。
どれだけ目を光らせてると思ってる、それだけはありえない。

再び現状を整理しようと改めてベットの上を見る。
…いや、思ってない。
背中から腰にかけてのラインだとか、腰のところで少し出た骨が絶妙だとか、尻が半尻だとか。
日焼けのあとがエロいなとか、シーツに散らばる髪の毛が雰囲気出てるなとか思ってない。
足だけ白くてシーツにからんでいるのがやらしいとか、ちょっと開いてる口は…だめだ、涎たれてる。
でも拭いて閉じればそれなりに。口あいてた方がしやすいか。

違う。とにかく違う。
そんなこと一切合切思ってない。
それ以前にどうしてパンツ一丁で自分の部屋のベットの上で枕抱きしめてパンツ一丁パンツでいるんだよ。
そうだよそこが問題だ。
ようやく底知れないバカだったのが人並みのバカになって一般常識程度は教え込んだと思ったのに。
服を脱ぐなともちゃんと教えたのに。
なぜパンツ!

起こすか起こさないか。
そうだそうだ、そうだよここは本人を起こして真意を問いただすべきだ。
悲しいことに誘われているわけではないだろう。
十中八九、着替えようとしてたら眠くなって寝たとかそんな感じだ。
…自分の部屋なのにコトリの着替えがあるわけないか。
え、ならマジで誘われてる?
んなバカな。

 

「あ、マルコだぁ」

 

コトリが起きた。
前前前!!!
隠す胸もないけど隠せ!!!!!
見えてるから、モロだから!!!

 

「おやすみぃ」

「まてまてまて、寝るな!」

「うぇー、コトリねむいぃぃ。マルコも一緒に寝よぉ?」

 

腕を掴まれて、ベットに誘われる。
さて、男マルコどう行動すべきか。
もういいか、これはもう、いいか。
食うか。食っていいだろう、これは。
うん、だって誘われたし。
膝ベットの上にのっけちゃったし。
よし、いこう。

 

「ぶくしっ!さむ…うぉ、コトリ服着てない!?」

 

あ。

 

「あー、そうだそうだ、エースがまぁた海に落ちて、コトリが引っ張り上げて、服干してそのまま寝たんだ」

 

後ろを振り返ると、部屋の中にロープが張られてそこにコトリの服がかかっている。
したはびしょびしょ。
そういえば、こころなしベットも冷たいような…。
落ち付けマルコ、何のために歳をとった。
冷静にいこう。

 

「お前、なんで俺の部屋にいるんだよい」

「え、だってコトリの部屋ぬれるじゃん」

 

あっけらかんと言い放った、このクソガキ。
そして、タンスから勝手にマルコの服を引っ張り出して袖を通す。
パンツ+自分のシャツ。
このクソガキはもっと常識が必要だ。
いやそれよりも、自分が保護者ではなく男だと教えるべきか。

 

「よしそこに正座しろ」

「うえぇぇぇ、ぬらしてごめーん」

「ベットから降りろ」

「眠いー」

「てゆーか謝罪しろ」

「すまんマルコ」

「正直わかっててやってるだろ?」

「なにが?」

 

 

 


でもマルコは部屋に帰れとは言わなかったよ!!
2010/10/16

獏猫がパンツ一丁で<●><●>ってなる話を募集してたから応募してみた。
 

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お子さま行進曲 子時代編

もう続き物以外数字入れるのやめます。
これから子時代ばっか増えるから…!やっぱちびっ子いいよね!!!!







「マルコマルコ!」

「んあ?」

 

てててっとコトリが駆け寄ってきて、両手で持っていたものを嬉しそうに見せてくれた。

 

「かたむつり、つかまえた!!」

 

いや、言えてないし。
それに電伝虫だし。
獲物を獲ってきた犬みたいに、褒めて!オーラを出されても、とマルコは目の前の子供を見た。
片手に電伝虫を持ち、これ見よがしに見せてくる。
はぁとため息をつきながら、しゃがんで目線を合わせる。

 

「そりゃ電伝虫だよい。どっから持ってきた」

「おやじのへやにいたの、つかまえた!!」

「もとあった所に戻してこい。そりゃ虫じゃなくて通信用の電伝虫だ」

「たたつむりちがう?」

「ちげーよ。そしてそれを言うならかたつむりだ」

 

たたむつり!と元気よく言うが、やっぱり言えてない。
電伝虫の説明はまたあとですることにして、とりあえず戻してこい、と言おうとした時だった。

 

「 ぷるぷるぷるぷる 」

「ぎゃーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!」

「アホ、投げるバカがいるかよい!!」

 

タイミングがいいのか悪いのか、通信が入った。
そしたらコトリが驚いて、叫んで、あろうことか電伝虫を放り投げた。
親父の部屋にある電伝虫なのだから、間違っても死なれたら困る。
慌ててキャッチしたマルコは、とりあえず返事をした。

 

「白ひげだよい」

”その声は1番隊の隊長か、白ひげはいるかぁ?”

「ぎゃあぁぁぁぁぁぁ!たたむつりがしゃべったあぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

「静かにしろ!喋らねぇ電伝虫があるかよい!!」

”えらく賑やかだな”

 

電伝虫を一旦床に置いて、喚くコトリを押さえつけ口をふさぐ。
もがもがと騒ぐが、とりあえずは通信優先だ。
くつくつと可笑しそうに笑っている電伝虫の向こうの相手に、八つ当たりを込めてなんだと叫ぶ。

 

”いやな、実は今結構近くの航路にいるんだわ。ついでだから挨拶しに行こうと思ってな”

「わかった、伝えておくよい」

”それだけだ。なんか面白そうな奴が増えたみたいだし、楽しみにさせてもらうぜ”

「人の苦労もしらねぇで、精々良い酒持ってこい」

 

そして、通信が途絶えた。
未だもごもご騒ぐコトリを解放してやり、床に置いていた電伝虫を拾う。

 

「き、きもちわるいたたむつりだな!?しゃべったな!?なんかおっさんっぽかったな!!!」

「だから電伝虫だっつってんだろ…。これはな、離れた所にいる相手と話すもんだ」

「しゃべるたたむつり!きもちわるっ!!」

「今話してたのは、別の船にいる人間だ」

「でもかたつむりがしゃべってた?」

「いや、だからな……はぁ」

 

いい加減、マルコも説明するのに疲れた。

 

「オヤジの部屋に返してこい」

「きもちわるい、さわりたくない」

「 か え し て こ い 」

 

 

 

ばっちぃものを掴むかのように指先だけでちょっとつまんで運んで行きましたとさ。
2010/10/12


もちろんシャンクス編への伏線^//////^
あと主人公が遭遇しなければいけないのが、能力者と海王類。と、チョッパー。
ジョズのダイヤモンド見て、泣きます。
半獣マルコはなにそれすごい!
不死鳥マルコはぎゃー!
チョッパーもぎゃー!の対象です、理由は喋るから(笑
喋る動物はなんか怖いらしい。
 
ちなみにジンベエさん他魚人族はセーフの模様。
基本、人間っぽかったらOKらしい。

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お子さま行進曲 子時代編その5

うっかり子時代編です。
 


琴里が見張りの時だった。
心地いい潮風にうっとりとしていると、視界に黒い点が映る。
海と空の境界線、水平線と言うらしい場所に黒い点。
なんだろうと一緒に見張りをしていた船員の袖を引っ張る。
あれ、と指差すが、見えないらしい。
船員は手に持っていた双眼鏡を覘いて、はっと息を飲む。
次の瞬間、呑んだ息を思い切り吐き出した。

 

「海賊船だ!!!」

 

 

 

 

2010/10/07

 

 

 

 


ほかのかいぞく?
敵か、ただすれ違うだけかはわかんねぇが、用心するにこしたことはねぇ。
てき…。

 

琴里は一瞬で移動していた。
見張り台から飛び降り、音もなく着地。
甲板にいる他の船員の間を風の様に駆けて向かうは。

 

「おやじ」

「なんだ、コトリか。どうした」

 

エドワードの元だった。
いつ扉が開いたかもわからないほど、琴里は唐突にそこに現れた。
木製の床を踏み鳴らすこともせず、空気さえも震えさせず、琴里はエドワードの前に現れた。
無にして静、表情さえも消えた琴里をエドワードは驚きもせず迎える。

 

「琴里は、どうしたらいい」

「ん?あぁ、海賊船が出たらしいな。敵なら相手をするし、そうでなくとも積荷を頂くくらいのことはするか」

「琴里はだれをころせばいい?」

 

ぴくりと白ひげが琴里の言葉に反応した。
目の前の子どもは、表情を変えず佇んでいる。

琴里は忍だ。
殺すだけの道具。
敵がいるのなら、使ってもらわないと。
琴里は琴里の意思で戦えない。
戦いの方法がわからない。
明確な指示を貰って、愚直にそれをこなすことしかできない。
命令には絶対服従。
それが琴里の生き方で、唯一の存在意義。
だからだから、どうか、命じて。

 

「コトリ」

「あい」

「お前は俺が殺せと言ったら殺すのか」

「ころす」

「誰でも殺すのか」

「だれでもころす」

「仲間を殺せと言ってもか」

「なかまもころす」

 

エドワードは素早くその巨躯を起こし、琴里を殴った。
受け身も何も取らなかった琴里は、自分と同じかそれ以上の大きさと質量をもつエドワードの拳に殴られ、扉へと吹き飛ぶ。
厚さ5cmはあろうかという木の扉を、軽い琴里がぶち破る。
それほどの勢いで殴られた。
木片が飛散し、木屑の中で琴里が呻く。
木の砕ける音を聞きつけた他の船員が集まる。
エドワードは立ち上がり、倒れた琴里の頭をつかみ上げる。
琴里は少し呻き、ゆるゆると目を開く。
エドワードと目が合う。エドワードが琴里を自分の目の位置までつかみ上げている。
その目は怒りに満ちていた。

 

「お前今なんつった」

 

 

 


2010/10/07

 

 

 

 

 


「だって琴里は忍だもん!」

 

泣きながら、琴里は叫んだ。
時折呻きながら、自分の頭を掴んでいるエドワードの手をつかんで。

 

「琴里はめいがあれば、それにしたがう、それだけだ!!」

 

エドワードは琴里を床に投げつけた。
みしりと、床か琴里かどちらか、あるいは両方がきしむ。
衝撃で部屋の外まで飛んで行った琴里は、立ち上がれないまま白ひげを睨んだ。
白ひげは怒りあらわに怒号を飛ばす。

 

「もっぺん言ってみろ、ガキ!家族殺すバカがどこにいやがる!!!!」

「めいれいはぜったいじゅんしゅ!琴里は琴里じゃない、めいれいどおりにうごくどうぐだ!!!」

 

もうぼろぼろな琴里はそれでもなんとか立ち上がり、泣き喚きながら白ひげを見上げる。
何時の間にか二人を取り囲むように人垣が出来ていた。

 

「死ねと言ったら死ぬのか、お前は!!」

「しぬ!それがめいれいなら、琴里はさからわない!!」

「んのクソガキ!!」

 

 

 

 

発覚・主人公特性→異常に撃たれ強い。(思えば導入のBASARA編でも佐助に刺されてたな)
2010/10/10

 

 

 

 


自我が芽生えた頃から既に琴里は忍だった。
日々切磋琢磨し、己の能力の向上を図る。
体力の底上げ、筋力の強化、忍術の会得。
それが当たり前だった、それしかなかった。
城勤めが決まった時は、漸く主が決まったと嬉しかった。
主の為に働き、主の為に死ぬこと。
それが誇らしい生き様だと琴里は信じていた。
例えそれが契約で、金子で決められただけの関係だったとしても、隷属するために育てられた琴里には雇主という存在が神だった。
誰かの為に働くこの喜び。
忍とは孤独だと教えられた。
誰にも頼らず、誰も信じず。
ただ一人、主人だけを標としてその影に潜むのだと。

だけど、ここに琴里の主はいない。
奥州筆頭伊達政宗はここにいない。
琴里もたった一度しか謁見したことはないが、あの人がお前の使える人だと長が言っていた。
正直な話、別に伊達政宗が好きで主と忠誠を誓っているわけではない。
ただ単に、琴里は「主」という雇い主が欲しかっただけだ。
どこにも属さない忍ほど意味もないものはない。
そんなのは死んでいると同義だ。
琴里は誰かの為に生きて、自分の生きた人生を誇って死にたい。
だから、誰でもいいから琴里は主が欲しかった。

今の琴里に主はいない。
悠々自適なんて、琴里には耐えられなかった。
目的もなくだらだらと過ごすなんて、曖昧さが不安だ。
己は誰かに隷属し、命令されることで琴里は生きていられる。
目的が欲しい。
主が欲しい。
琴里を使ってくれる、雇い主が欲しい。

 

「琴里は、にんげんじゃない、どうぐなんだよ!どうぐは、なにもかんがえちゃいけないんだ!!」

 

 

 

 

2010/10/10

 

 

 

 

 


目の前の子供は、自分が道具とかほざく。
人間ではなく、物言わぬ道具だと。
感情さえ持たず、ただ言われるがままになんでもすると。
人殺しはおろか、自分の命まで差し出すと。
では今まで笑って日常を過ごしていた琴里はどこへ行ったというのだ。
楽しそうにはしゃぐ姿は嘘だったというのか、仲間と仲良く遊んでいたのは、家族と呼んだのは。
全部全部、偽りだったと。

エドワードはぎりと歯ぎしりする。
こんなに幼い子供が、悟ったふりをしてるんじゃない。
人生と呼べるほど生きていない子供のくせに、苦楽も何も経験していないくせに。
たかだか数年の人生で、何を感じて生きたんだ。
まだまだこれからのはずだ、これからもっと色々な事を体験して、これから大きくなるんだろうが。
それなのに、ふざけるな、ふざけるな!

みんなみんな、大切な家族だ。
誰一人欠けることは許さない。
仲間同士で殺し合いなんて、誰が許すものか。
自ら死にに逝くのなんてもっての外だ。
琴里が今までどこでどうやって暮らしていたのかは知らない。知らないけれど、教えてやる。
お前はこの白ひげの家族なのだと。エドワード・ニューゲートの娘なのだと。
間違っても道具なんかじゃない、人間だ。
可愛い可愛い、娘なんだ。

 

「お前は人間だ」

「ちがう、ことりは忍だ!にんげんじゃない!!」

「コトリは白ひげ海賊団の海賊だ、そして、俺の娘だ!」

 

 

 


2010/10/10

 

あの子を解き放て、あの子は人間だぞ…!
どっかで見たことあるやり取りでした。
重い文章で書きたいことかけて幸せでした^/////^

主人公の特性→忍、撃たれ強い、名字は風魔か真庭のどっちか。
もう元がBASARAだから、忍術とかなんでもありかなと思ってますwww
今考えてるのは、影の中に潜む能力。
えーと、ほら、GS美神の冥子の式神的な(わかりにくい
あと足が異常に早い、強い。
BASARAと真庭だからなんでもありだよね!!!!!!!!!!

 

えぇと、恋愛編はもう少し先になります。
今現在子時代編フィーバー^^

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お子さま行進曲 恋愛編その1


 

「カティアは胸たぷたぷ!」

「柔らかいと言いなさい」

「食べちゃいたい!」

「アンタに言われてもねぇ」

 

本日風呂、女子の日。

 

「コトリは見事なまでのまな板よね」

「ミリーは酷いな!?自分もぺったn」

「何か言った?」

「ミリーは美人で恐いな!!!」

 

浴槽の端にもたれて琴里は一緒に入浴しているナースたちを見る。
現在モビー・ディック号に乗船している女性はナースと琴里だけだ。
男所帯で数少ない女性の肉体をじっくりと見る。
柔らかそうだなぁ、おっぱい大きいなぁ、お尻もぷりっとしてて。
思ってから、琴里は自分の体を見てみる。
どこもかしこもぺったんこだ。

 

「…やっぱり、おっぱい大きい方がいいのかな」

「肩凝るだけよぉ」

「でも、男の人は好きだよね?」

「なに、コトリ好きな男でもできたの!?コトリが!!」

「すきなおとこ…!」

 

ぼんっと琴里が爆発した。
そのままずるずるとお湯の中に沈んでいく。
あらあらとカティア。
きゃーと叫ぶのがミリー。
そのた目を輝かせたもの多数。

 

「なになになになに、誰よ、教えなさいよ!」

「ち、ちち、ちがうよ!?琴里はその、あ、えと!!!!!」

「コトリが照れてる!顔真っ赤!初めて見た!!」

「ここ、これはちがくて、わきゃー!!!!」

「白状しなさい」

 

 

 

やけに騒がしかった女湯でした。
2010/10/08

 

 

 

 

 


「あう、ナースは恐い」

 

騒ぎ疲れたのとずっと湯船の中にいたのでのぼせたのもあって、風呂から上がった琴里は甲板でぐったりしていた。
ほてった体に夜の海風は生ぬるかったが、部屋に籠るよりはましだ。
パジャマ代わりのワイシャツとショートパンツであまりうろうろするなと言われているが、それを守ったことはない。
どうせみんな見慣れているんだからいいじゃないか。
琴里にパジャマ姿を見られて恥ずかしいなんて言う殊勝な心があるわけでもなし。
濡れた髪が風に吹かれて乾いていくのがわかる。

 

「そしてやーらかくていーにおいだ」

「お前はおっさんか」

「エースほどえろくない」

「お前は俺がどエロだといいたいのか!」

 

どこからか湧いて出たエースが琴里の横に来る。
大方食堂で呑んでいて、部屋に戻る途中で酔いを醒ましに出てきたのだろう。
アルコールがぷんと匂って、火照った体がまたほんの少しだけ温かくなる。

 

「で、誰の胸が一番デカかった」

「言ったら怒られるからいわなーい」

「じゃあイニシャルだけ!!」

「エース、わかってる。エースはばかでえろだってことはちゃんと琴里知ってる」

 

こちらを拝むように手を合わせ頭を下げるエースに、琴里は本気で憐憫の目を向けた。

 

「…やっぱおっぱいか。おっぱいが大きくてたぷたぷのがいいのか」

「女の乳にゃ夢とロマンがつまっている!そしてそれは揉むためにある!!!」

「よーするに、おっぱいは大きい方がいいってことか!」

「そうだ!」

 

断言したエースに、琴里はため息をついた。
そしていつまで経っても成長しない自分の胸に手を当てる。

 

「なんだ、お前デカくしてぇの」

「うん」

「無理だろ、お前そもそも胸あんの?」

 

光の速さで琴里の左ストレート。
ばきっといい音がして、うずくまってエース悶絶。

 

「たぷたぷのおっぱいかぁ…」

 

 

 


2010/10/08


唐突に始まりました、恋愛編。
エースは健全エロ^^^^^^^^^^^^^
次回はこれの続き。夜の甲板、エースと。
主人公は見事なまでのぺったんだとここに断言しておきます^^^^^^

いえ、主人公についての描写はしてないです!
どっかに絵描いたかな、と一瞬考えてしまいました。ぴったりでよかった!!
以下、調子に乗って落書きした主人公。
 

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〔つづきはこちら〕

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