KLM

ぶっちゃけ私は、あの人だけいれば世界は回ると思う。
もう自己中とか言わないよ、私の世界はあの人だ！

さて、真面目な話はおいといて、まぁ、なんだろねぇ。
それでもまだ、ふわふわしてる。
もーちょっと地盤が固まればいいんだけどな。
せめて、あいつとの決着はつけたいんだけど、まだ難しいな。



以下、いつも通りのBASARA連載。
風魔編終了です。
飽きたともいう。
んー、もうちょと話数たまったらサイトに掲載しようかな。

 

今日は珍しく、自主的に小太郎が部屋にいる。
と、言ってもだらけてたり寝てたりするわけではなく、部屋の隅っこにちょこんと背筋を伸ばして正座をしている。
ぶっちゃけ、うざいとしか言いようがない。

 

「こた、どうしたの、今日は」

「…………………………………」

「言いたいことがあったらちゃんと言う。じゃないとわからないよ」

 

私はいつもどおり、寝転がってだらだらしてる。
時々口笛を吹いたり、目をつぶって昼寝をしそうになったり。
まったくもっていつも通りだ。

 

「……ほんとになに。何かしたいことがあるの、私にしてほしいことがあるの」

「…………………………………」

「ほら、しっかり」

「…………………………………」

「…歌を………」

「聞きたいの、歌いたいの」

「………………聞きたい」

 

はー、最初っからそういやいいのに。
手間のかかるったら。

 

「はいはい、リクエストある？」

「……………………………？」

「あ、ごめん。聞きたい曲ある？」

「…………なんでも、いい」

「あいわかった。いーい、言わなきゃ分かんないんだから、ちゃんと言いなよ？」

 

こっくり頷く小太郎。
…この子の言語による意思疎通はやっぱり難しい、らしい。
まぁいいや、小太郎が自主的に何か言いだすのは珍しいことだし、ちゃんと自分で言えたから歌ってあげようか。
そうだな、小太郎だから静かな曲が似合いそう。

 

「♪」

 

 

 

 

これぞまさに山無落無意味無。
そして飽きたので風魔編了。
2009/04/14