KLMは始まりのABC、終りのXYZの中間に位置する途中経過という意味です。 でも、理系の管理人なのでK殻L殻M殻という意味もあります。
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明日チャットやるよ!!
来てね!!!!!!来てください\(^o^)/お願いします!
文字茶借りに行かんと…。
絵チャしか持ってない。
えぇぇ、マジ明日だよ、言いだしっぺびびりまくりだよ、どうしよう!?
前準備すればするほど、誰も来ないENDが見えるお(((´^ω^`)))
めりめりくりすまっす!!
なかなか充実したクリスマスでした、むふー。
何の企画もない色気のないサイトで申し訳ない\(^o^)/
いつかの魔女っ子クリスマス話でも再掲載するかなぁとか思ったけど、やめた。
今お子さまでクリスマスっぽい話(単なる冬の話)を猛追中だから、もうちょっと待って!!
頑張って今日の小話にするから!!!
できるかぎり、本編では季節感出さないようにしているので、季節物を書くのは久々だ。
あおいちゃんのお話以来かな。
書き上がった!!
「お、雪じゃねぇかよい。そうか、冬島の領域に入ったんだったか」
「コトリ呼んでこいよ!あいつぜってぇ駆けまわって喜ぶぜ!!」
「そもそも雪知ってんのかよい」
「なんだこれ、つめた!?とか言ったりしてな。よっしゃ、起こしてくらァ!!」
うきうきしながらコトリを起こしに行くサッチの背を見送りながら、マルコは空を見上げた。
確かに、犬のようなあの子供は喜んではしゃぐかもしれないなぁ、とその様子を想像して思わず口元が緩んだ。
吐く息が白い、耳や鼻、指先が凍えるので、厚着をさせなければ。
邪魔だとすぐに脱いでしまいかねないが、そうでもしないと風邪を引くのが目に見えている。
馬鹿は風邪を引かないと言うが、引いてからじゃ遅い。
ちらつく雪は、コトリの恰好のおもちゃとなってくれるだろう。
*
「コトリ、ほれ、雪だ!!」
「おー、ゆきー!!」
腕にコトリを抱えて戻ってきたサッチは、両手にコトリを持って空へ向けて高い高いをした。
急に起こされて着替えさせられたコトリはまだ若干眠たげだったが、雪を見た瞬間ぱちりと目が覚めた。
コトリの様子に満足したのか、サッチはコトリを甲板に降ろしてやる。
そのままわーいと駆けだし、雪と戯れるのを想像した。
が、想像で終わった。
「ゆきなぁ、もうそんなじきかぁ。おうしゅうはもう、まっしろかなぁ」
その場に立ったまま、コトリはぺちっと目の前の雪を捕まえる。
懐かしい故郷は、冬になれば全てが白く染まる雪国だった。
雪に閉ざされ、静まり返る閉鎖的な町と城。
でも、その中はあったかくて楽しかった。
かまくらを作って、その中で餅を焼いて食べたこともあったか。
懐かしいなぁ、懐かしい。
みんな元気かなぁ、顔ぶれは、おそらく替わってしまっているだろうなァ。
できるかぎり、みんな一緒がいいけれど。仕方のない乱世だから。
奥州は、コトリの主は天下を取っただろうか。
思い出すと、沢山思い出すことがある。
なんだか予想に反しておとなしいコトリに、サッチはちょっとがっかりした。
てっきり、雪とはなんだ、食べれるのか、冷たいな!などの反応を期待していただけに、思いのほか普通だ。
雪はどうやら知っているみたいだし、世間からずれているこの子供の常識がわからない。
とりあえず、雪でテンションが上がったサッチはコトリと雪で遊ぼうと再びコトリを抱え上げた。
「コトリ、雪で遊ぶか!」
「…うん」
「どした、さみぃか?元気ねぇな」」
「ことりは、げんきだよって」
おとなしいコトリを訝しんだのか、サッチが訪ねた。
コトリは空を仰ぎ、空に向けて手を振った。
即興で書いたら、前半のマルコがどっかいった。もうちっと書くか。書けなかった。マルコすまん。
2010/12/25
ホームシックの段でした。
この後保護者に厚着させられるも、保護者の危惧通りぽいっと脱ぎます。
「さむくない!」
「着とけ!」
「まだあったかい?」
「嘘つけ、雪降ってんだろ」
「まだ、つもってないからへーき。つもったら、きる」
「幾らなんでも、つもりはしねぇだろ」
「…つもんないの?」
「停泊しねぇ限りはな」
「……そっかぁ(´;ω;`)」
ってな具合で、わけわからなく泣きだす主人公にマルコびっくり。
何か言ったか、と自分の言葉を頭の中で反芻するも思い当たる節はなし。
とりあえず抱き上げてあやすも、めそめそ泣くばかり。
なんだか奥州が懐かしい。積もったら、ちょっとは欧州っぽくなるかな!つもんないの?しょぼーん。てな感じで涙腺刺激されました。
ホームシックにかかってる最中人にやさしくされたら泣くよね!!
だけど、間違っても「会いたい」とは言わない主人公。そこらへん、別れは受け入れている様子。
オヤジは寂しい時には寂しいって言え、帰りたいって言っても良いと言ってくれますが、マルコの前では弱音はかない。オヤジほど包容力がないからね、泣くに泣けない。あっはっは、保護者もまだまだだなぁ!!
後にホームシックだったと知ったマルコは、次の日主人公を珍しく甘やかします。四六時中一緒に居る程度だけどね!!!
甘いなァ、保護者!
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