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KLM

KLMは始まりのABC、終りのXYZの中間に位置する途中経過という意味です。 でも、理系の管理人なのでK殻L殻M殻という意味もあります。

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おうしゅうひっとう

…更新する予定が、思わずネサフ。
いや、もう本当にごめんなさい。
明日bambola完結させ…れたらいいな!
うそ、ごめん、完結させるから!!

やー、伊達は可愛いな~(*´∀`*)
梵天丸も身悶えするほど可愛いなぁ~(*´ω`*)

あ、にんたまで友達が新ED見て竹谷って騒いでたから、竹谷ってどんな顔だったっけー。って言ったら泣かれた。
え、マジで…?
髪がぼさぼさの可愛い子って…モモ?(きみぺ)



以下、連日書いてるBASARA夢なのですが、http://abcklmxyz.blog.shinobi.jp/Entry/441/の続きです。

昨日の続きではありませんのでご
注意を。

 


城に連れてこられて、早々においてけぼりを食らった。
伊達いわく、Stay here らしい。
なんだろう、城で歌えってことか。
それとも他に何かあるのか、私にやらせたいことがあるのか。
伊達の真意は定かじゃないけれど、もしかしたら想像外のことが起こってるのかもしれない。
伊達の体と私の体が、つながってるんだ。
ひょっとしたら、幽閉なんてこともあり得るのかもしれない。
当り前か、伊達は伊達政宗なんだから。

そう、足しげく私のいる宿に通っては私に歌を歌わせていたのは、あの歴史上の有名人物、伊達政宗その人らしかった。
私は歴史というか日本史が物凄く苦手で、戦国時代と新撰組、どっちが先で後のことなのかすらわからないほどだ。
…いや、私が単なる馬鹿だとかそういうことは置いといて。
とりあえず、伊達政宗は知ってる。名前だけ。
私が名前を知っているという事は、大物なのだろう。
おうおう、私のエンカウント率は非常によろしいということか。

そうこう考えを巡らせているうちに、襖が開いた。
出てきたのは伊達と、いつぞや宿に来てくれた強面の人。
あらー、私怖い人苦手なんだけどなぁ。
これで人数がそろったらしく、三人座って、さぁ会議開始。

 

「政宗様、それで、これはどういうことかご説明いただけるのでしょうな」

「Oh そんな慌てんなよ。なぁ、若紫?」

 

私にふるな。
立場的に私が一番低いんだから。
私も今この現状を理解してない一人なんだから。
ただ困ったように笑うしかないじゃないか。
宿屋で鍛えたけど、正座は持って一時間。
それまでに終わるんだろうなぁ、この話し合い。

 

「若紫、ちょっと袖捲れ」

 

政宗様、と若干諫めるような声が聞こえたが、私は素直に従った。
だって伊達に逆らえるほど私偉くないもん。
で、私の腕には青痣と切り傷他生傷。
暴行でも受けましたか?それとも虐待ですか?とでも言いたくなる悲惨さ。
怖い人もなんか可哀想なものを見るような目で見てきた。
うん、可哀想だよねー、地味に痛いんだぞ。

 

「これは…惨い」

「だろ?ところで小十郎、俺の腕も見てみろよ」

 

お、意外と筋肉質でいい感じ。
やっぱりお侍となると鍛えなきゃいけないから?
予想外なところで伊達のポイントアップ。
しっかりした逞しい人好きなんだよね。ほら、現代じゃひょろい人多いじゃん。

 

「此間稽古で打ったはず、なのですが」

「ちなみに、打った場所ってーとどこらへんだ?若紫の腕で示せよ」

 

確か、このあたりに…と怖い人が指差したところに、紫色の痣。
そして綺麗な伊達の腕と傷だらけの私の腕を見比べて、まさか、と結論に至ったらしい。

 

「そんな、馬鹿な…」

「It's true. なんだったら、実際に傷つけてみるか?」

 

言うが早いか、伊達は私に何の断りもなくざっと小太刀で腕を切って見せた。
おいおい、こちとら女なんだからもっと考えて行動しろやガキ!
表面上は微笑みを浮かべていたが、いい加減漫画風に表現すると怒りマークが二三個ついてそうだ。
なんて考えてるうちに、すーっと傷が浮かんでくる。

 

「…政宗様、これは、いったい」

「I don't know. 俺にもわかんねーよ」

「それに、そちらの娘は宿屋の、政宗様が気に入ってらした…」

「若紫だ」

 

ようやく、当事者だけどおいてけぼりだった私に出番が来た。
が、何を話したらいいか分からず手をついて礼をするだけだ。
ボキャ貧なのか、私。

 

「このこと、他の者は」

「俺と小十郎、そして若紫しかしらねぇよ」

 

伊達と強面に睨まれたので、私は当然のごとく。

 

「わたくしは誰にも口外致しません。公の良きように」

 

 

 

 

昨日まで書いてたのが支離滅裂すぎて自分でもわけわかんなくなったので、Take2.
プロローグは同じで、それ以後まったくの別ルートみたいな。
うん、きっとこっちが本当にやりたかったんだと思う。
2009/04/02
 

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