KLMは始まりのABC、終りのXYZの中間に位置する途中経過という意味です。 でも、理系の管理人なのでK殻L殻M殻という意味もあります。
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うまくいけば今年度中にお子さま完結いけるか?とか思ったけど、やっぱり無理そうだった。
今年度中にあと1回は更新あると思う。予想外に話が伸びそうなよかーん^ω^
年末年始も通常運営です。引きこもりだよ。
友達とカウントダウンはするけどね、ひゃっふぅ!!!
お酒飲んで、おそらくお誕生日おめでとうもしてくれると思います。
大晦日に一つ歳をとるわたしです。17歳とxヶ月になるよっ^ω^
以下今日の小話。
おそらく、赤髪さんが一人でふらっと飲みに行って、酒場のねーちゃんといちゃこらしてた所におかーさんが乱入したものだと考えられます(笑)
ぺたぺたとサンダルを鳴らしながら肩で風を切ってコトリは歩き、シャンクスの前に立った。
横に居る女には目もくれず、ただシャンクスだけを睨む。
視線だけで人が殺せるのなら、いまのコトリには鬼さえも殺せるはずだ。
その視線を一身に受けるシャンクスは、信じてもいない神に助けを願う。
横に居る女は完全に委縮し、騒がず動かずその場にたたずむ。
騒がしい酒場の喧噪が、水を打ったように静かになった。
そして視線は酒場の真ん中のコトリとシャンクスに注がれる。
場に居る華美な女とは違い、コトリはいつものシャツにチノパン、サンダルといった生活感あふれるスタイルだった。
けれど、そのラフさが酒場に馴染んでいるといえば馴染んでいる。
女としてではなく、荒くれ者として、だけれど。
シャンクスはコトリの顔を真正面から見て、すぐに逸らした。
鬼のような怒りを顕著に現した形相ではなく、般若の―――その意味通り、女の憤怒と嫉妬を具現化したような―――冷めた顔だった。
荒くれ者の海賊を相手にし従え、皇の称号を冠すまでに至ったシャンクスだが、コトリの視線一つ受け流すことが出来ない。
鬼が般若に化けた理由なんて、シャンクスに心当たりがないわけではない。
ただ、それはどう考えてもシャンクスにとったら嬉しい理由で。だけど、それにしてもコトリの憤怒は想像以上で。
恐れればいいのか、喜べばいいのかわからない。
「こ、コト、リ…?」
シャンクスの目の前で立ち止まったコトリはシャンクスの声など聞こえていないかのように、ふっと顔を横に向ける。
視線の先には先ほどまでシャンクスとダンスを踊っていた女だ。
コトリの覇気に当てられ、可哀想に震えることしかできていない。
もしここで顔を動かしてコトリの目を見ることが出来たら、気絶して束縛から逃れることが出来たかもしれないのに。
ぺた、とコトリの足がそちらに向いた。
怒気を撒き散らし、般若の形相のコトリは何をしでかすかわからない。
日常では決して見ることはないが、コトリは情け容赦のないことで有名な、海軍の鬼なのだから。
シャンクスは慌ててコトリと女の間に割って入る。
その瞬間、シャツを引かれた。
目の前にコトリの伏せた眼、首が苦しいのはシャツを引っ張られているからか。
口腔内にぬるりと生暖かいものが蠢いている。
まて、まてまて、現状が、把握、出来ない!
本能的に腰に手を回すか頭を抱き込むか迷っていると―――迷うことが出来るほどには長いディープキスだった―――下唇を噛まれて舐められて視界が開けた。
コトリの名を呼ぼうと口を開くと、ちりっと唇が痛かった。舐めると血の味が広がる。
コトリは何事もなかったかのように女に向き直ると、声を張り上げ宣言した。
「これは、わたしの男だ!」
おかーさん→シャンクス
2010/12/29
おかーやんやきもちを焼く。
ふと嫌な予感がして酒場まで迎えに行ったら、浮気現場を目撃してしまいました(笑)
たぶん腰に手をまわして首に手を回されてちゅー寸前くらいの現場は見たんじゃないかと。
そこにぷっちんしたおかーやんの、最後の発言^ω^
この後の話も書こうと思ってたんですが、どんな話書くつもりしてたか忘れたww
おそらく、おかーやんに弱い赤髪さんが色々と負けたのだと思います。
ちなみに、おかーやんのべろちゅーはへたっぴです。経験浅いからね!!
それでも最後の告白と、おかーやんからのべろちゅーなだけあってしばらくはにやにや気持ち悪い赤髪さんだったようです。
ただし、おかーやんが不機嫌真っ最中だったため、ご機嫌伺いも大変だったそうな。
「あー、その、コトリ…さん?」
「あ゛?」
「( こ わ い !) えーと、その、先程の発言なんですけどね」
「(つーん)」
「(あ、なんか拗ねた!) 俺はあんな女じゃなくて、コトリが一番好きだ」
「そんな女にでれっとしてたのはどこのどいつだ」
「…………酒の勢いで」
「知らんっ!」
ごめん、わたしもおかーやんの機嫌治す方法わからんわ^ω^
ちなみに、機嫌のなおったおかーやんはしばらく赤髪さんに無意識べったりだったようです(笑)
告白といい、べろちゅーといい、くっついてくるおかーやんに感動した赤髪さんは、たまには浮気も悪くないと思ったそうな。
次回があれば、斬られます。エースにバレても本気で軽蔑されます。最後の砦のルフィにさえ、そりゃないとばっさき切り捨てられる。
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