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KLM

KLMは始まりのABC、終りのXYZの中間に位置する途中経過という意味です。 でも、理系の管理人なのでK殻L殻M殻という意味もあります。

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アイドル

アイドルはなんだかクザン夢になりつつあります。
といっても、基本は黒ひげ海賊団の日常&なんちゃって七武海+まれにクザン、みたいな?
そんなことを思いつつクザン編書いてたら、以前も同じことを思ってたらしく出会い編が2つもできました。
いや、両方とも書きかけなんだけども。

とゆーわけで、黒ひげアイドル書きかけ2つ





「みんなっ!今日はボクの歌を聞いていってね、最後は握手とかもしちゃうかも!」

 

その日トティは特にやることもないのでアイドル業にいそしんでいた。
歌うことは大好きだし、人前に出るのも楽しい。
何より自分の可愛さ可憐さを知らない人がいるなんて可哀想!というどこまでも自分至上主義トティ。
暇があったら街の広場や噴水などを見つけて、路上ライブの開始である。
もちろん自分を惜しげもなく披露するわけだから、それに見合うおひねりももちろんいただく。
ごとりといつぞや買ったギターケースを置いて(中身はない、あくまで雰囲気)、携帯をマイク替わりに持って、同じく携帯から音楽を流してさぁ、歌おう!

 

「まずは一曲目、愛xI!」

 

♪♪♪

 

クザンは今日も今日とて休み時間を勝手に延長して街をふらふらしていた。
時を同じくして大将不在を知ったクザンの配下が大慌てしつつもいつものことなので、すぐさま各自自分が持てる権限を最大限生かした仕事を行う。これによりクザン隊は他の部隊以上に行動力と機動力を兼ね備えている機動部隊となっているのだから、考えものである。
いつも通り露天商のおねーちゃんと楽しく会話して、今日はあそこのクラブハウスサンドを食べてコーヒーを飲みたいなぁ、なんて予定を立てていたら、広場はいつもどおりではなかった。


いつも露天商などでにぎやかな広場が、いつもと違うにぎやかさに包まれていた。
一部に人垣ができて、なにやらちゃらちゃらした音楽が聞こえる。
広場のベンチでのんびりと居眠りするのがお気に入りのクザンにしたら、少しうるさい。
でもまぁ興味がないわけではないので、高身長を生かしてひょいっと後ろから覗き込む。





ここからまた別の話



「なァ、あんた」

「なぁに、ナンパならお断りだよ。そーゆーの間に合ってるから」

 

見つけた瞬間、思わず肩に手を置いてしまった。
自分の胸よりも低い位置から睨みつけてくる少女は、可愛い。
華々しく輝いていて、なにも知らなくても声をかけてしまいそうになるくらいかわいい。

が。

見たことある。ごく最近見たことがある。
輝く少女を、つい最近、嫌な記憶とともに見たことがある。
あの写真は輝く笑顔で、刺々しいふくれっ面じゃなかったけれど、こんな可愛らしい少女を見間違えない。
間違いなく今目の前にいる少女は―――

 

「トットラータ・エリス」

 

「そうだよ。ボクはトットラータ・エリス。早くその手をどけてよ。クソヤロウ」

「見た目より口が悪いんだな」

「クソヤロウにはクソな言葉遣いで十分だ。早く手を離せ」

 

トットラータ・エリス、黒ひげ海賊団の女船員。
手配書用の写真を海軍本部に直接送りつけるという破天荒すぎる少女。
アイドルを自称する輝く乙女。

まさかこんな街中で会うとは思っていなかった。
サボりに出た島で、街中をふらふら歩いていたら彼女を見つけた。
人ごみの中でも一目でわかる、その輝き。





以上二つでした。
書いたっけ、こんなの(笑)
たぶん採用するなら前者。後者は趣味。
きっと前者はクザンが可愛い子いるじゃーん、と思って歌を聴いておひねりだしてなんか握手する流れになっちゃったから握手して手ぇちっせ。あとぷにぷにだ、なんてちょっとルンルン気分で帰ってセンゴクから怒れつつそういやどっかであったことあるきがするなぁなんて思って悩んでたら部屋の壁に張られた手配書の中に例の彼女の笑顔があって、うわぁあの子が黒ひげんトコの子だったのか、みたいな?うん、これいいこれにしよう。
小娘にうっかりときめく青キジを書きたいです。

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