KLMは始まりのABC、終りのXYZの中間に位置する途中経過という意味です。 でも、理系の管理人なのでK殻L殻M殻という意味もあります。
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前書いた続き。えろいの。
文さんリクの書きかけでもある。
えろいよ!
別に、何がどうしたとかそうわけじゃなく、ただそうしたかっただけだ。
ベットに腰掛けてふんふんと鼻歌を歌って足をばたつかせているコトリの正面に立って、キスをした。
左手を後頭部に、右手はズボンのポケットに入れたまま、腰だけを曲げて、唇同士をくっつけて、離す。
どちらともない息が顔にあたる。
コトリの目を見たら、きょとんと瞬いていた。
そしてまた、キスをする。
あふ、と息を吐いたコトリを、そのままベットに押し倒した。
「マルコ?」
「なんだよい」
「なぁに?」
「なんだろうな」
下から仰ぎ見られて、視線に感じた。欲情した。
顔の横に肩肘をつき、鼻に噛みついた。
うひっとコトリが鳴いた。
唇を舐めて、うっすらと開いた口から舌を入れた。
思わず引っ込んだコトリの舌を捕まえて、自分のと絡める、吸う。
はふはふとコトリの息が上がる。
もっと乱れろと思ったところで、自分の肩を押す力を感じた。
名残惜しくも最後に上唇を食んで、顔を離した。
「っ、は、くる、しいよ」
荒い呼吸と、伏せられた目。酸欠か、こころなし赤くなった肌。どちらかの涎でてらてらと光る唇。
肩を押す手を、自分の肩に回させる。
ぎゅっと掴んでくるということは、まだ信頼されているのだろうか。
縋るものが欲しかっただけでもかまわない。突き飛ばされない事実があるだけで十分だ。
それだけ自分はコトリに頼られているのだから。
顔を落として、今度はがぶりと首筋を噛んだ。
またうひっとコトリが鳴いた。
それと同時に、首に回された手がぎゅっとシャツを握った。
拒絶はされていない。
べろ、と唾液をたっぷり舌に乗せてそのまま頸筋を舐めあげた。
そのまま鎖骨を舐めながら、裾から手を入れて服を脱がそうとするとコトリが慌てたように声を発した。
「ま、マルコ!?」
「なんだよい」
「ぬ、脱がすの?」
「嫌か?」
「い、いやじゃないけど…」
あたま、へんになりそう。
2010/10/16
べろべろと身体の至るところを舐めてくるマルコをぼんやりした目で見つつ、コトリはやっぱりぼんやりとした頭で考えていた。
今行われている行為は何なんだろう。
実は時々、他の人のこういうシーンには遭遇したことがあった。
裸同士で、ベットの上でからみあってて、あとはよく知らない。
お邪魔しましたとその場を去るのが常だったし。
ナース達と時々そういう話題にもなったけど、コトリはおこちゃまだからと詳しく教えてくれなかった。
「は、う。 まる、こ」
「なんだよい」
「だめだよ、ことり、へんになる」
こちらを見てくるマルコは、いつものマルコだ。
ギリギリまでまくりあげた服の下、胸とへその間くらいをかじっている。
それがどうしてもくすぐったくて、背筋がぞくぞくする。
頭がぼうっとして、もどかしい気分になる。
「きゃうん!」
胸を噛まれた。
びりっときた。
「変になればいいだろい」
かっこいいとか思ったらダメ。変態って思うべき。
2010/10/16
はふはふと徐々にコトリの息が上がる。
もう上半身は綺麗に脱がされている。
マルコの手が脇腹を撫でてくすぐったい。
その手が時々胸のほうにまでやってきたり、胸を舐めたり齧られたりするとくすぐったいよりもびりっとくる。
されるがままのコトリはだんだん頭が働かなくなってきて、弛緩した身体そのままに動くことを諦めた。
ゆっくりと身体の上を滑るマルコの手。
舐めて、時々齧ってくるマルコの舌と口。
身体が熱い。
「まる、こ」
「なんだよい」
「わかん、ない」
マルコの名前を呼べば、ちゃんと返事をしてくれて、その後キスで口をふさがれた。
唯でさえ呼吸が上がっていたのに、この上口をふさがれてはたまらない。
ぱかっと口をあけて酸素を求めたが、マルコの舌がその邪魔をする。
執拗に絡んでくるそれを自分も舌で押し返そうとするも、よけいに絡まるだけだった。
息が苦しい、なんかもうダメだと思ったら、
「わんっ!?」
「ってっ!!」
あまりの事に驚いて、うっかりマルコの舌を噛んで、起きあがろうとしたらマルコに頭突きをしてしまった。
それでもそんなのはコトリにとってほんの些細な事でしかない。
「マルコ、どこさわった!?」
「…ちっ」
「舌打ちしたなっ!?」
「お前な、こういう時はその場の雰囲気に流されろ」
「いや、もう随分流されたような気がするよっ!?はぷっ」
抗議しようとしたら、また口をふさがれた。
舌を噛んだことを根に持っているのか、今度は本当に口をふさぐことだけを目的にしたようなキスだ。
コトリの口をふさぐように、大きく口をあけてそのままふさぐ。
口の中でむーむー言葉にならない声をあげていると、また、触られた。
起きあがれないようにマルコの上半身がコトリを抑えていて、押し返そうと腕で押せば邪魔だと言わんばかりに片手で頭の上でひとまとめにされてしまった。
マルコが上に乗っているせいで、コトリの身体はベットに沈む。
マルコの手はするりとズボンの隙間から中に入って、パンツの中の部分をゆるゆるなでる。
触れられて、かっと全身に血が回る。
初めて、恥ずかしいと思った。
羞恥とは、こういうことなのだとこんな場面で学ぶ。
心臓がドキドキして、身体が熱い。
また頭がぼうっとしてくる。
耐えきれなくなってぎゅっと目を閉じた。
2011/01/03
羞恥に顔をゆがめるコトリを見ながら、マルコは己の欲求が満たされるのを確かに感じていた。
コトリを組み敷いているのは自分で、コトリの顔をゆがめているのも自分で。
つまり、今のコトリは完全にマルコだけのものだ。
日頃みんなに見せている表情ではない、マルコが作ったマルコ以外見たことのないコトリ。
羞恥に顔を赤くし、目をぎゅっと閉じて必死に恥ずかしいのを堪えている。
さらされた日に焼けた肢体、女ではなく少女としても小ぶりな胸、人間としても女としてもまだ未発達の身体も全部全部。
今この瞬間、間違いなくコトリは自分のものだと思うとどうしようもなく興奮した。
コトリが静かになったのを確認してから、そっと唇を離す。
はぁ、と熱い息が漏れたことに、自然と口角が上がった。
うっすらと開かれた目に愛しさを感じ、瞼に口づける。
恥部を触っていた手を止め、頬を撫でる。
頭の上でまとめていた手を、再び背中へ回してやる。
ぎゅっと力強くしがみついてきた。
「ま、まるこ…っ」
いつもとは違う、戸惑いの中にも艶やかさを含んだ声。
不安なのか、眉は八の字のままだ。
それでもこちらをすがるように見上げてくる。
目に映る自分同様、自分の事だけを考えていればいい。いや、それ以外考えられなくしてやりたい。
「なんだ」
「も、これいじょうは…だめ」
「いやか?」
「はずか、しっ!」
コトリにも人並みに、羞恥心があるらしい。
人の最も弱い部分を触られることには、流石に羞恥を感じるか。
だからといって、やめる気はさらさらない。
胸を撫でて舐めてかじり、仕上げに吸ってやれば乳首が立つ。
幼いころからの経験上、弱い所をゆるやかに撫でてやると無意識下に声が出る。
女として、機能しているコトリに手を出さない道理がどこにあるのか。
まだまだ、まぁだ続く。
たぶんこれでようやっと折り返し地点。
おいおっさん、マジでお前自重と我慢を知れ。
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