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KLM

KLMは始まりのABC、終りのXYZの中間に位置する途中経過という意味です。 でも、理系の管理人なのでK殻L殻M殻という意味もあります。

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お子さま行進曲 海軍編

http://abcklmxyz.blog.shinobi.jp/Entry/598
http://abcklmxyz.blog.shinobi.jp/Entry/599
の設定から派生した完全パラレル。
三十路主人公がもう誰かわからない。


エースや白ひげ海賊団に厳しいお話です。
彼らが大好きな方にはあまりお勧めできません。

よろしいでしょうか。






「火拳のエースが捕まった?それはそれは素晴らしい話だ。で、誰が捕まえた?」

 

黒ひげティーチと聞くと、コトリは笑った。
仲間に、売られたか。
所詮賤しき海賊風情、性根が腐っている。

 

「ふん、仲間の首を手土産に七武を望むか。野心が強いのは認めよう、腕が立つのも承知した」

 

電伝虫から報告を終了する言葉が聞こえて、執務室が静かになった。
とんとん、と指で書類を叩く。
マーシャル・D・ティーチのプロフィールと、ポートガス・D・エースに関する極秘資料がそこにあった。
全て目を通し終わっているそれを灰皿の上に置き、マッチで火をつける。
コトリはタバコや葉巻を吸わないが、極秘書類の始末ために灰皿とマッチは常備してあった。
一瞬で灰になるそれらを見つめながら、資料の内容を思い出す。
よくもやってくれたな、という怒りとも喜びともつかない笑顔が自然と浮かんだ。

 

「海賊王の血を引く絶対悪、許されるのならこのわたしが処刑しよう」

 

まさか、今の今まであの伝説の大悪党の血が引き継がれていたなんて、考えただけでも虫唾が走る。
血を絶やすために行われた粛清を、コトリは知っている。
なんの罪もない命が次々と失われた。
これから生きるはずだった子供が、未来が、希望が消えていった悲しい1年。
一般市民の恨みと辛み、怨嗟と呪詛、悲しみと憎しみが海軍に向けられた。
それでも、そこまでしてもあの海賊王―――王と称することが憤慨ものだが―――の血は絶やさねばならなかった。

海賊王、ゴール・D・ロジャー。

この大海賊海時代の根底となり、海賊の伝説となった許されざる存在。
奴さえいなければ、ここまで海賊が蔓延ることもなかった。
悪がのさばる結果となった、世紀の大悪党。
その血が、今も脈々と受け継がれている。
正義の名のもとに、海賊王の血は、諸悪の根源は、絶やさねばならない。

 

「ポートガス・D・エース。世界を揺るがせ悪を増長させるその存在、正義である我ら海軍が完膚なきまでに殺してやる」

 

 

 


2010/11/05

エース救済夢はよく読むのですが、逆に海軍主人公によるエース処刑話は読んだことがないので自給自足ってみた。
主人公の口調が迷子。

エースは仲間から慕われて、エースを助けるために沢山の人が動きました。
では、エースの処刑を望む人から見たらどうなるのか、がテーマ。
エース救済夢が多い中、こちらは原作通りか、原作より(海賊勢に)酷い展開となりそうです。
いやさ、常識的に考えたら海賊って悪い存在じゃん。
でも優しい一面もあっていい奴らなんだよ、ってそっちの面ばかりに気をとられがちだけどさ、人殺したり略奪もしてるわけじゃん。それに、海賊になる=政府に反する=追われる身となる ってのは承知の上で海賊になるんだよね?じゃあ、殺されたって文句言えないじゃん。仕方ないじゃん。って感じです。
いい面ばかり見せられて勘違いしがちだけど、海賊と言う存在ってそんなもんだと思うんですよね。どうだろうか。いい海賊もいるって話になるんだろうけど、海賊って名乗るからにはそれなりの覚悟があるんだよね?いいことするなら海賊って名乗る必要はどこにもないと思うんだ。それなのに意図的に海賊っていうからには、そこに何らかの覚悟があって欲しい。

いや、エース好きだよ!?
好きじゃなかったら魔女っ子で救済編なんて書かないし!!
ただねぇ、世間一般から見たら、海賊の処刑ってどう見えるのかなぁって思っただけです、はい。
お子さま行進曲本編でA救出編書くとしたら、たぶんエース生存ルートです。
ただし、主人公はご愁傷さまルートでもある。
書かないけどねー!!

それに、ギャグメインのあれで原作改編を書くならA救出編ではなく、ティーチさんがサッチを襲う時点まで遡って改編。主人公が悪魔の実をうっかり海にぽいして何も起こらない感じ?本編ならそんな感じ。
もっとシリアスに別ルートで行くなら、ティーチの心情に気付いた主人公が夜にティーチを止めに行く。一応ティーチと主人公も長い仲なので、ティーチも主人公の言うことには耳を貸す。けど、決心は揺らがない。そりゃ小娘に言いくるめられて改心する程度なら、仲間殺しなんてしないだろうしね!で、サッチを守るために主人公がサッチの持つ悪魔の実をこっそりとってきて、ティーチに渡す。ティーチは主人公も自分の力になってくれると勘違いして、黒ひげ海賊団に誘う。主人公断る。無理やり連れ去る→翌日、悪魔の実と主人公とティーチがいないことに気付いた白ひげ面々が二人が裏切ったとかなんやかんや言う→エースが「あいつがそんなことするわけないだろ!?」ってぶち切れて、真意を問いただそうと二人の後を追うってな具合かな!!

明日気が重いことがあるので、妄想がすいすい進みます。
が、わたしの妄想と考察なんざ見苦しいだけなのでそろそろ終わる。
ってか、語りすぎた感がすごいする^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
ごめんなさい、でも楽しかったんだ。こういうの好きなんだ。
苦情は受け付ける。
ごめんなさい。

ちなみに、もっとわたしが調子に乗ると白ひげ海賊団がとても酷いことになる。
オヤジ様が完全にお亡くなりになられた後、見せしめとして主人公が首ちょんぱしそうだとだけ。


「四皇?ふざけるな、卑しき海賊風情が。いいか!政府に仇なす輩は必ず殺す!!」


と、言う感じ。
ごめんなさいごめんなさいごめんなさい。

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