忍者ブログ

KLM

KLMは始まりのABC、終りのXYZの中間に位置する途中経過という意味です。 でも、理系の管理人なのでK殻L殻M殻という意味もあります。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

無題

ひゃっほー!!
ドリライまた神戸ワールド記念ホールだってな!
前回定員割れしたのにこりねーな、まー/べら/す!!爆笑

地理的には嬉しいのですが、あそこは1階席見辛いので嫌いです。
まぁ、キャパ的に前回のことも踏まえて考えると、ドリライ安くつきそうで何より!

出演は4代目と5代目。
四天宝寺はAB交替で、氷帝と比嘉メンバー半分、兼ちゃんも出るみたいですね。
まぁ、豪華。でもこれ出演料だけで大変じゃねーの? 笑
今回は4代目卒業式もあるみたいなので、是が非でも千秋楽を狙いたいと思います。



さて、久々の日記がこれで申し訳ない。
呼び出されたので休日返上でバイトしたりなにやらと忙しかったもので。

以下、bambola続き。
前回に+αしただけだけどね。
 





クロロはクランチェスカのナイフを避けながら、どうしてやろうか、と考えていた。
考えるといっても、クランチェスカの腕が大分良くなってきたので実際きちんと思考をまとめられるほどの考えも浮かばないのだが。
そうやって考えていたら、ナイフが眼前を掠る。

本人はまだクロロより弱いと悲観していたが、実際強くなったとクロロは思う。
比べる相手が自分だからクランチェスカの方が劣ってしまうのは仕方のないことだ。それだけ、自分は強い。
実は出会った当初もクランチェスカは強かった。
武術に長けていたし、長い体躯を十分に生かし広範囲の攻撃を得意とし、それに体重を加え重く速い攻撃。
武人としたら、さぞ強かっただろう。
けれどどこか型に則った正攻法な攻撃は避けるのが容易く、崩すのも安易だった。
そう、簡単だったはずなのに、クロロは幾らか攻撃を食らい、ダメージを受けていた。
それだけの使い手という事だった。

自分に教えを乞うたので、気紛れに迎え入れた。
そして、望まれたものを叩きこんだ。武芸ではない、喧嘩を。
頭突きに肘打ち膝蹴り急所狙い、砂掛け不意打ちなんでもありだ。
あはは、卑怯だねー、なんて笑いながらも、あいつは素直に従った。
型にこだわるかと思えば、なんてことはない。不意打ちも闇討ちも楽しそうにやってのけた。
鍛錬を開始してすぐ、クランチェスカの綺麗だった武芸は崩れ、滅茶苦茶な単なる喧嘩になってしまった。
まぁ、本人が望むとおり強くなったのだから良しとしたいが、あの流れるような武芸がもう見られないと思うといくらか残念な気がした。

念を知らないというので、教えてやった。
合気道なるものをやっていたらしく、力の流れ、気の流れを知っていたので精孔を開いてやると、オーラをとどめることがすんなりできた。
それからが少し難儀したが、なんとか四大行は覚えることができた。
応用技になると酷いもので、硬や流といった直接技ならなんとかなるものの、円や周といった間接的な技になると歪で、とても実践には使えないだろうというレベル。
成長の限界である20歳で修練期間が一年という短時間にしたら、よくやったほうといえるか。

 

ばきっ

がっ

さっ

 

クランチェスカの拳が肩に当たり、体制が崩れたところで掌底が決まり、腕にナイフがかすった。
しまった、何故か思い出に浸ってしまっていた、とクロロは現在に戻ってきた。
防戦一方でこれまで凌いできたが、ナイフを持ったことによりクランチェスカのテンションが上がり、尚且つ体も温まってきたんだろう。
考え事をしながらでは捌き切れなくなった。
クロロはナイフがかすった箇所を確認し、少し切れただけという事を知る。
まだクランチェスカが念での攻撃を仕掛けてこないので練をしていなかったが、そろそろした方がいいかもしれない。
万が一にもナイフが刺さったら、痛い。それは嫌だ。
何故高々クランチェスカとの遊びごときで後々まで響く怪我を負わにゃならんのだ。
練をしていたらナイフで刺されることはないだろうし、逆にナイフの方が痛む。
クランチェスカが念を使うまでは、と思っていたが、そこまでの余裕はなさそうだ。
武器はずるいだろう、とため息をついたところで、オーラを練る。

 

「あ、やっとクロロがやる気になった!」

「あのな、お前はこの俺に遠く及ばずながらも一応は強いんだ。生身と武器とじゃこちらが怪我をする」

「ふふ、うふふふふー!クロロにそう言ってもらえると、ボク頑張ったかいがあるよ!」

 

クランチェスカは喜色を浮かべ、ナイフを構えなおす。
その体はオーラに覆われ、凝を使わずともそのことがわかる。
更に凝を使ってみれば、ナイフは周によって覆われていなかった。
苦手なものこそ練習あるのみ、とクロロは教えたにもかかわらず、仕方のない奴だ、とクロロは思った。

 

「念ね、だいぶ覚えたよ」

「覚えていても使えなければ意味がない」

「大丈夫、とりあえずは使えるようになったから」

「はっ。その程度でか」

「この程度でも、クロロを殴れたら十分だよ!」
 

拍手

PR

comment

お名前
タイトル
E-MAIL
URL
コメント
パスワード

trackback

この記事にトラックバックする:

TemplateDesign by KARMA7

忍者ブログ [PR]