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KLM

KLMは始まりのABC、終りのXYZの中間に位置する途中経過という意味です。 でも、理系の管理人なのでK殻L殻M殻という意味もあります。

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海軍編 エニエス・ロビー編

…やばい、完全にスランプった(・ω・)
なんも書けん、書けたとしてもなんか納得いかんでござる(・ω・)
来年まで更新頻度落ちるかもしれんでござる、申し訳ない。
ワンピは38巻まで読んだでござる(・ω・)
メリーの話で泣いたでござる(;ω;) 運んであげるからね…思い出しただけで(;ω;)
その勢いで、W7編ちょっと書いちゃったでござる。おかーやんの海軍での位置が確定したでござる(・ω・)
まさかの原作編ということで、下手したらvsルフィになりかねません。

最近のお子さまのマルコさんには目を見張るものがあるので、全年齢表記をどうするか悩み中でござる(・ω・)
まぁお子さま本編ではやらしいこと一切合切許さないので、おっさんは欲求不満になればいいでござる(・ω・)
マルコ?大好きでござる(・ω・)好きな人ほど苛めたい真理でござる(・ω・)
ござるでござる(・ω・)
まぁ最終的にはハッピーエンドだからわたしは非道じゃないのでござる(・ω・)
あれ、お子さま恋愛編こないだどんな話を書いたっけwww
…読みかえし中…
あぁ、こんな話だったね!!次回こそマルコが出てくるかな!!
えーと、マルコ出して、マルコで、主人公で、終わり、かな。あと3話くらい?

今日はたぶん更新すると思う。何更新するんだろう、今書きかけの話かな…。
明日お返事するでござる(・ω・)


ストロングワールド見て船長に惚れてくる。(現時刻20:57)
見終わりました。(23:26)
船長マジかっけぇ…。そして、アナザーストーリーはDVDと新カットのことか…。なんだ。
0巻アニメ化を密かに希望してた。


以下本日の小話。
実は、38巻(みんなが海列車に乗ってロビンを追った所まで)しか読んでないので、完全想像エニエス・ロビーです/(^о^)\
けっきょく、おかーやんのガチ海軍仕様なのは書けなかった(´・ω・`)


 

 


「貴様がニコ・ロビンか」

「えぇ、そうよ。貴方は?」

「賊に名乗る名は持たん。鬼と言えばそれでいいだろう」

「貴方が、海軍の鬼…?」

 

目の前で正義のコートを纏う、女。
鬼の噂は、賞金首なら誰しも知っている。
賞金首が最も恐れるのは海賊狩りでも海兵でもない。鬼だ。
海軍の鬼は正に鬼、見つかったらまず命はない。
インペルダウンに収容なんて甘い考えは通じない、鬼は殺すためだけに首を狩る。
己だけではなく、仲間となった海賊もまた全員殺される。
船の破壊、仲間の喪失、財宝の没収、命の献上。
鬼に出会ったら、後には何も残らない。最後に立っているのは、鬼だけ。
泣き叫んで命を乞おうと、哀情を誘おうと、鬼は決して慈悲を与えない。
鬼は、鬼でしかないのだから。

海賊殺しとも呼ばれる海軍の鬼は、女だったと言うのか。
ロビンが逃亡するうえで、一番気をつけていた人物。
悠々と部屋の中心に座り、ロビンを見据えている。
隙の一切うかがえない、こちらを敵としか見なしていないその眼。
自然、身体が震えた。

 

「今すぐにでも斬り捨ててやる所だが、これも取引だ。そうはいかん」

「そうね。約束は守ってもらうわ」

「約束の中に貴様の命は入っていなくてもか?」

「かまわないわ。どうせ鬼に出会ってしまった時点で決まってしまったようなものでしょう?」

「ふん、20年逃げ回ったと思えば、やけに潔いな。そんなにバスターコールが恐ろしいか」

「仲間を守るためよ」

「反吐が出る」

 

言葉を吐き捨て、コトリは立ち上がり部下を呼んだ。
コトリが少将より上の地位に行けないのは、CP9を束ねる立場にあるからだ。
中将に就いていてもおかしくはない程の実力と実績を持つが、少将より上には上がらない。

正確には、上がれない。

本来ならば将官も与えられるべきではなかったのだが、あまりにもコトリの地位を訝しむ声が上がるので少将に就いた。
断ってもよかったのだが、断るなという厳命が出たのでそれに従った。
少将以上になると、いざという時切り離せなくなるからだ。
仮にCP9の存在が公になっても、コトリが一人でその組織を作り上げ指揮していたという事実が作られ、コトリ一人が責任をとって全て終わる。
政府がコトリに与えたのは、地位と名誉。そして責任。
だからと言ってコトリは文句は言わず、従うだけだ。
正義の元に、民間人を裁く必要はあると思う。
民衆のための正義だとは言うが、はたしてその民衆の中に悪がいないと言い切れるか?
答えは否。どんな場所にも必ず悪はあるものだ。ただ、それを公に裁いたのでは反感を買うので、裏で暗躍するしかない。
もしそれが露見してしまったら、確実に民衆の信頼は失われるだろう。
当然だ、守るべき民衆を殺すのだから。
もしもの時は、知らなかった、コトリが勝手にやった、といえば全て解決する。
それだけだ。

出自は忍だ。
主の為ならば、汚いことも平気でやる。
周囲から罵られようと、一切気にしない。
ただ、やるべきことをやるだけだ。
そんなコトリに、CP9はピッタリの部署だった。

とんとん、と部屋にノックの音が響く。
入れ、とコトリが言うと、現れたロブ・ルッチは一礼してから入室した。

 

「呼んだか」

「ニコ・ロビンに海楼石の手錠をはめて部屋へ下がらせろ」

「わかった」

 

 


2010/12/18

 

 

 

「喚くなよ、あたしは20年の沈黙を破ったお前の誠意に敬意を払ったんだからな」

「鬼さん…?」

「コトリだ。今は海兵じゃない」

 

夜中、窓からの侵入者は誰かと思えば、海軍の鬼―――否、コトリだった。
白いスーツ姿は変わりないが、正義のコートは纏っていない。
てっきり窓から夜襲にみせかけて殺されるのだと思ったが、そうではないらしい。
上り下りが不可能なほど高所にある窓からいとも簡単にコトリは室内へと侵入すると、ロビンと向き合った。

 

「ここでする会話は門外不出だ。誰にもするな、いいか、誰にも、だぞ?」

「誰に話すと言うのかしら。私にもう仲間はいないわ」

「念には念をというやつだ」

「そう。で、何の用かしら?もう寝る所なのだけど」

 

コトリが部屋に居る理由が、ロビンにはわからなかった。
そもそも窓から入ってくること自体が不明だ。
CP9を束ねる立場にあるのだから、堂々とドアから入ってくればいいだけの話だ。
それなのにどうして、こうして隠れるようにロビンの元を訪れる。
近くにあったイスに適当に座っているコトリを、ロビンは不審な目で見ざるを得ない。

 

「何が言いたいかはわかる。今あたしは勤務外で、個人的な理由でお前を訪ねた。それだけだ」

「随分フランクになったものね」

「オンオフの切り替えも必要だ。個人的な理由だから、鬼である必要もなし」

「それ。個人的な理由って、なにかしら?私、鬼さんと会うのは初めてだと思うのだけれど」

 

言った瞬間、昼間見た鬼の顔からは想像できないほど人間らしい顔で困ったように笑った。

 

「ニコ・ロビン。お前はクルーを守るために20年という月日と、自分の夢と、命を捨てたんだ」

「そうよ」

「そのクルーは、麦わら一味で間違いないな?」

「そう、ね」

 

「あれの船長は、あたしの息子だ」


 

 

2010/12/18

この後、少し雑談しておかーさんが仲よくしてくれてありがとう、と言って消えます。
ちなみに、念を押している理由は「ルフィには言うな」です。
再会した時この理由を知ったロビンは笑って

「お母さんが羽目を外しすぎないようにって、怒ってたわよ」
「なんだ、ロビンはかーちゃんに会ったのか!?」
「恐いお母さんね」
「かーちゃんはおっかねぇからなぁ…」
「でも、優しい人だわ」

とかいうやり取りがあったらいいな。
しかし、ロビンと話している時点では何も考えちゃいませんが(アホだから) お仕事モードになるとロビンを逃がす?ありえないだろう、相手が麦わらでも殺して止める。と、考えます。オンオフの切り替えしすぎだねっ!
ちなみに、お仕事モード時にルフィと再開したらガチバトルの末勝利します。どんな反応するかは考えてない!

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