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KLM

KLMは始まりのABC、終りのXYZの中間に位置する途中経過という意味です。 でも、理系の管理人なのでK殻L殻M殻という意味もあります。

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最終日

携帯でちまちま打ってた小ネタ。
書きたいところだけのぶつ切りだったり。
マギ魔女とK-にじゅーめんそー



「はぁい!わたしの名前は魔リオ、君たちの願望を叶える魔女よ!!」
「皇になりたい?欲深いのはいいことね。その願い叶えてあげちゃう!」
「この世界には百年の魔女もいるみたいだし、魔リオちゃん俄然協力しちゃう!六年生かなんだか知らないけど、伝説の魔女とか百年の魔女とかムカつくのよね」
「炎くん、覇王の称号は君が持つものよ。百年の魔女の息がかかったあんなおっさんさっさと倒しちゃって!」

※炎くんも複数迷宮攻略者ときいて、別の魔女を投入してみた。
魔リオ(まりお)、学校で伝説となった六年生主人公を勝手にライバル視&嫌悪。魔リオ本人は四年生で卒業。一応規格内の三年生を超えてるから、それなりに強い。けど、六年生の壁は厚い。
主人公は自身の預かり知らぬところで勝手にライバル視されてるよ\(^o^)/



「なんだ?その黒いの」
「あ、触ったらダメです、…」
アキラが言うよりも早く、シンドバッドはアキラの周囲にいくつも浮いている大小の黒い球体に触ってしまった。
ぐんと何かに押されるようにシンドバッドは圧迫され、膝をついてしまった。
重力と言うのだが、この時代そんな概念すらないだろう。
体が重くなり、自身の足で支えることが難しい。
何事だとシンドバッドは驚いたようにアキラを見上げる。
「宝貝盤古幡、重さを操る迷宮道具のようなものです」
簡単に説明したところで、アキラは盤古幡のスイッチを切る。
夢見る少年が多い現代ならいざ知らず、遙か昔のアラビアンワールドでジャンプネタにツッコミを期待するのは間違いだろう。さらっと流しつつ、アキラは片膝ついているシンドバッドに手を貸す。
やっと重力から解放され軽くなったシンドバッドはアキラの手を取り立ち上がると、未だアキラの周囲に浮いている黒い玉をみた。
「また不思議なものを持ってきたなぁ」
「片付けしてたら出て来たので、刃墨が危険予防につけていけと」
「…俺が危険だといいたいのか、あいつは」
「あなた達ほんと仲良いですよね」
「まったくな」

※なんとなく盤古幡を出したかっただけです。



飽きていた。
やることはやったし、なによりスリルを感じなくなっていた。最初の頃の緊張感、達成感。今はできて当たり前のルゥチンワァクだ。義賊としていくら貧しいものに富を与えても貧富の差は一向に縮まらないし、華族は日々私腹を肥やす。
*
ただ姿を消すのはつまらない。せっかく二十面相として世間に広く知られたのだ。風化と忘却で人々の中から消え去るのはあっけなさすぎやしないか。
どうしたものかと思い、気分転換にすごいと評判のサァカスをみにやってきていた。
そこで見つけた、否、出会ったというべきか。
しなやかな体躯、軽やかな身のこなし、全てを騙す演技力。
まさにまさに、天が彼だと告げていた。天啓とはこの様なことだと感じた。

遠藤、彼こそが自分の跡を継ぐに相応しい。彼に託そう、今まで自分が育てた二十面相を。
そして同じ境遇である彼なら、自分の考えに賛同し、無二の共犯者となってくれるのではないかと。
*
掴まれ!
最後にのばされたあの手に。

「つかまりたかったなぁ!」

初代二十面相の幕はこれで閉じる。二代目に夢を託すことは出来なかったが、ほんの一瞬同じ未来を生きる夢を見ることはできた。
一緒に盗みを働いたときは楽しかったなぁ、と、光の粒子が収束する中で、願った。

彼に幸あれ!

※映画にじゅーめんそーが予想外に面白くてハッスルした結果です。にじゅーめんそー遠藤くん好きすぎだろう!
洋子くんが一番男前でした笑



そんなこんなのコネタ詰め合わせでした。

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