KLM

うみねこep2クリアー。
やっぱ梨花ちゃまと34がからんでくるのか。
そして特殊能力発動しすぎバロスww
ep3が楽しみです。やるとしたら明日以降。

だって、やっとでんおーの続き借りてこれたんだもん！
いやーっふぅー！！(最上級の雄叫び)
借りてきたのは8~10巻＋劇場版第一弾。
千円の出費だけど、いたしかたない。
これも良太郎くんの為だもん！！
良太郎大好きだ！！

さっそく劇場版を見ました。
だってだって、DVD７巻見てすっげ不完全燃焼だったんだもん。
で、見た感想ね。
不完全燃焼。以上。
基本好きなものにも評価は甘くしません、むたです。
普通にテレビでやってたらよかったんじゃね？程度のスケールですね。
ついでに、TVと劇場版はわけてやる、という映画の常識をぶっとばしてくれてありがとう。
TVの続きとして劇場版をやってくれたね。しかも劇場版の続きをさらにTVでやったね。これ、リアルタイムで見てたら絶対切れてたな…。
まぁ、そこらへんはおいときましょう。中身ね、中身。
モモはいいとして、ウラやキンやリュウの出番のなさに涙。
侑斗のいい人具合にびっくり。
小太郎の意味はあったのか疑問。でも、ちっちゃいモモは可愛かった。

劇場版のお話を書くのははなんとも難しいですねー。
でも、侑斗が良太郎の為に働く健気な姿のお話を書きたい、な。
良太郎と小太郎のあの時はあせったよね！とかそんなお話も書きたい。
あぁ、ジーク再来の話も書きたいよ！！
なんだかんだ言って書きたいお話いっぱいあるや。
やっぱりしばらくは隠しのでんおー中心の更新になりそうです。

てゆーか、隠しページ発見はやっぱり携帯の方が多いですねー。
携帯だと隠しの意味がやっぱりないからねー。
でも、でんおーのお話を読んでくださる方がいて嬉しいです。



あ、続きにうみねこ小話。
オリキャラ登場注意です。
紗音のお話。

壊すのね

「え？」

 

紗音はびくりとその肩を震わせる。
祠の鏡を壊すようにベアトリーチェに言われ、葛藤の末慾に負けてここに至った。
鏡を壊すとよくないことが起こる。
ベアトリーチェは何事もないように言ったが、紗音はそうは思えなかった。
きっと良くないことが起きる。
けれど、そう思いながらも自分の慾に逆らえなかった。
悪いこと、いけないことをしている自覚はある。
だからこそ、突如聞こえた声にことのほか驚いたのだ。

 

わたしを、壊すのね

「だ、誰ですか？どこに…！」

ここよ

「わたしは、ここにいるわ」

「ひっ！」

 

紗音は悲鳴をあげ、思わず尻もちをついた。
先ほどまで割ろうと決心した鏡の前に、少女がいたからだ。
少女は硝子のような黒い瞳で紗音を見、そして言う。

 

「いいの？わたしを壊せば、守りは消える」

「な、なんの、ことでしょう」

「わたしはここの神様とまでは言わないけれど、ここを守っているもの。わたしを壊せば、どうなるかわからない」

「…あ、ぇ・・・・・・・・・・。けど、私は、私は鏡を壊さなくちゃ…！」

 

そう、鏡を壊せば人になれる。
家具ではなくなる。
ベアトリーチェは約束してくれた。
鏡を壊せば、愛を、恋を成就させてくれると。
その為に紗音は罪悪感に苛まれながらもここまでやってきたのだ。

 

「そんなに人間になりたい？どうせあの強欲の玩具になるだけなのに？辛いことしか待ち受けてないのに？家族に反対されて泣くことがわかってるのに？」

 

かっと紗音は頬に朱が走るのを感じた。
目の前の少女の正体はわからずとも、何のことを言われているかがわかったからだ。

 

「ほ、ほっといてください！私は、人間になりたいんです！！」

「わたしを犠牲にしても？わたし以外の大勢の犠牲を出しても？」

 

少女の言葉に呑まれそうになった紗音だが、ぐっとこらえて反論する。

 

「そうです！私は、あの人と幸せになりたい！！人間になりたい！！」

「愚かな。人とはかくも愚かになったものよ。悪しき者を鎮めるために我を作り、我を置き、沈めたのに、その我をまた人が壊すのか」

「あなた、いったい・・・」







鏡擬人化のお話でした。
うみねこはどんどんファンタジーになっていく。