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KLM

KLMは始まりのABC、終りのXYZの中間に位置する途中経過という意味です。 でも、理系の管理人なのでK殻L殻M殻という意味もあります。

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ね…ねむい…!

100年の魔女公開。
デザインは考えるのめんどくさかったので、サイトと同じスタイルです。

初めて某学校について詳しく書いた気がします。
魔女っ子で一度滝くんの入学と同時に少しだけ書いたことはあるのですが、魔法科について深く突っ込んだのははじめて。
まさかの3年制の学校でした。魔女は14歳の時に入学して、20歳で卒業。
魔女以外と最強設定でした。というか、むしろチートレベルです。無から有を作り出すとか、もはや神様。でもせっかくの才能も、それを使う頭がないから普通の魔女どまりです。普通といっても随分なんでもできる魔女。

ジャーファルくんのお話でも書こうと思ったのですが、いかんせん眠くて無理\(^O^)/
忘れないうちにあらすじだけ追記に。
ギアス編だけあげて宮部みゆきのドラマみてとっとと寝ます。
そうか、今日金冠日食見るために早起きしたんだ…。え、今週末からその時間にはもう家を出てるって?無理だ…。






普段仕事で疲れてるジャーファルくんに魔女が膝枕するただそれだけのお話。

「いや、大丈夫ですよ。アキラにはシンもいますし」
「あら、毎夜煌びやかな女性たちを抱きしめる腕をお持ちのシンを許して、疲れた子供に枕する膝はだめなんですか?」
「…あれ本当にどうにかしなくていいんですか。いつか子供こさえてきかねないですよ」
「不能にしてしまうのは可哀想でしょう?家と嫁を覚えているうちはまだいいんです」

さ、おいで。
アキラがソファに座り、膝をぽんぽんと叩く。
いまだ悩む様子のジャーファルに、何をいまさら、とアキラは言った。

「小さい頃は一緒に寝た仲じゃないですか」
「あれは子供の頃の話でしょう!?今はもう大人です!」
「わたくしから見たらまだまだ子供ですね。なにも気にすることはないですよ?」

いつまでたっても机の前から動こうとしないジャーファルを、ソファから立ち上がったアキラが腕を引き、隣り合ってソファに座る。
少し距離をとって、アキラはジャーファルの頭をゆっくりとさげた。
若干の抵抗があったが、最初だけであとはすんなりと頭が膝の上に乗る。

「シンに見つかったらどうするんです」
「別にどうも。疲れているジャーファルくんを労わってるだけですもの」

一定のリズムでジャーファルの頭をなで、しばらくのち寝息が聞こえだした。
寝てくれたことに安堵の息を吐いたアキラは、すいっと魔法でジャーファルが目を通していた書類を取り寄せ、目を通して行く。政務官が目を通す書類に、宰相が目を通したって構わないだろう。
アキラの方は世界を飛び回っていたがゆえにさまざまな世界の方と統治を知り、ジャーファルは知識としての政治力を多く持っている。
シンドリアの政治は、主にアキラとジャーファルが核となって動かしていた。
彼らの下に多くの有能な部下が支えとなっているし、要の王はなぜかあまり政治に精通していないのに的確な意見を述べる。ただ、サボりにサボって無理やり朝議に引きずり出された結果の苦言なので、褒めるか起るかで微妙なラインなのだけど。
多くの優秀な部下と政務官、宰相に恵まれたシンドリアは、たった数年で見事な国家となった。

ただ、王が奔放なので、ジャーファルが負う責が必要以上に増えているのは確かだ。

「貴方がまじめに働いてくれれば、ジャーファルくんも楽になるんですけどねぇ」
「俺は俺で何かと忙しいからなぁ」
「夜のお仕事が忙しくって大変ですものねぇ」
「あぁ疲れた!これは寝ないと治らないぞ?」
「毎晩遅いせいですね、今日から早寝を心がけては?」

ジャーファルが寝てしばらく経つと、シンドバッドがそろそろと部屋にやってきた。
寝の浅いジャーファルを起こさないよう気をつけながら、ジャーファルとは反対方向のアキラの隣に座る。
肩にもたれかかってくるシンドバッドを重いと一蹴し、膝どころか肩さえ貸さない勢いではねのけた。

「無理させてるって自覚はあるんですか」
「休みを取れとは再三言ってるんだがなぁ」
「休めない状況を作っている張本人がそれを言いますか」
「そうだな、たまにはまじめに王をやるか」
「貴方はいつだって王ですよ」

疲れた時はちゃんと労わりますから、まずこの子を労わってあげてくださいよ。
シンドバッドは苦笑し、ジャーファルの頭をなでた。




あれおかしい、思いのほかがっつり書いてしまった。
うちの王さまは嫁が男に膝枕してても怒るに怒れない(笑) 相手が八人将の場合だと、確実に許します。
みんな王さまと10歳弱年が違うということは、魔女とは20近く年が離れていることになります。つまり、魔女はみんなかわいい子供だと思っているのでついつい甘やかしちゃう。元来子供好きな魔女を知っているので、王さまも許してしまう。どころか、王さまもいい年なんだから子供にまでやきもち妬くほど幼くない。
年食って老成してる魔女王夫婦(笑)(笑)(笑)


「あー!ジャーファルがアキラに膝枕してもらってるー!いいなー!!」
「なんだとぉ!?アキラ俺も俺もー!」
「剣術馬鹿は子供のまま成長してないの!?アキラが疲れちゃうでしょ!」
「じゃあヤムライハはアキラに膝枕してほしくないの?」
「うっ、そりゃ…してほしいけど…」
「ガキ」
「馬鹿」

とりあえず、ピスティとシャルルカンとヤムライハ。

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