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KLM

KLMは始まりのABC、終りのXYZの中間に位置する途中経過という意味です。 でも、理系の管理人なのでK殻L殻M殻という意味もあります。

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しゅじゅー!

自分は主従関係がものすごーく好きなのだな、と再認した日でした。
また主従関係もの書きたいよぅ!!
うちのサイトで主従関係といえば、bambolaの主人公とオリキャラです。
これは主人公が最強ゆえ、後片付けをする、どちらかといえば普通の従者。
で、他には…これだけ?
え、まじでこれだけしか主従ものないの?
うそだー\(^о^)/
絶対もっと書いてると思った!え、マジで!?

本当に、主従関係が好きです。
恋人でもなく家族でもなく友達でもなく。
恋人のように親密に、家族のように密接に、友達のように寄り添いあえる。
これ以上の何が必要ですか!もうすべての要素が詰め込まれたものこそ主従関係!
主も従も両方もゆる。




以下、主従関係書いてみた。適当な漫画が思う浮かばなかったから、オールオリジナル。
こういう主従併せて最強な主従を書きたいなぁ。




「テメェか、アイツを泣かせたのは」



彼が返事をする前に、拳が彼の頬を打った。
歯が頬の内側を傷つけ、または折れた奥歯の根元から血が噴き出し、血の味が口腔に一気に広がる。
あまりの衝撃に尻もちをついて顔を上げたが、相手は逆光でよく見えない。
が、よく見ようと目を細めようとした瞬間、鋭い蹴りが彼を襲った。
鳩尾に綺麗に極まった蹴りは、内蔵をつぶした。



「アイツを泣かせるのはゆるさねぇ、アイツを傷つけるのもゆるさねぇ」



弁明を、と思い口を開きかけたが、頭を踏みつけられて舌を噛んだ。
口から出たのは弁明ではなく、悲鳴だった。











「あら、今叫び声が聞こえたような」

「…あんたの所為よ」

「あたくしの所為?なにがですの、あたくし、なにもしていないのですけれど」



昼休みの喧噪のなか、窓際の席でお弁当を広げる。
窓から吹き込むそよ風に長い黒髪を靡かせながら、彼女は悠然と微笑んだ。



「あたくしは何もしていませんわ」

「あんた、泣いたじゃない」

「そうですね、先ほど、少し涙が出てしまったかもしれません」

「あんたが泣いたせいで、あいつ、きっと今頃ぶち切れて半殺しにしてるわ」



諌めるような眼で睨んでも、彼女は平然としていた。
いつでも優美に、優雅に、悠然と、おっとりと構えるのが彼女だ。
天然と紙一重のそれは、時々苛立ちを覚えさせられる。



「あんたが泣いたから、あいつは怒ってんのよ!わかんないの!?」



あまりの憤りに立ち上がり怒鳴りつけても、彼女は微笑み続けるばかり。
このことがあいつにばれたら、きっとひどい目に会うだろう。
けれども、彼女の守られて当たり前という態度もまた気に食わない。



「…だから、泣いたのですけれど?」

「は?」

「あたくし、前々から彼があまり好きではありませんでしたの。だから、彼の前で、泣いたんですのよ?」



何をいまさら、と言わんばかりの彼女の言動に、戸惑った。
彼女は今、何と言ったのだろう。
わざと、意図的に、恣意的に、泣いたというのか?
あいつに彼を殴らせるために。
呆然としていると、教室のドアが開いてあいつが笑顔のあいつが入ってきた。
ここまで来るのに走ってきたのか、暴行によるものかはしらないが、若干息が切れている。
それでも、彼女を見るともっと笑顔になって暴力や粗暴な面など億尾にも見せずに彼女に尽くす。



「ごめんね、少し用事があって」

「いいのよ。誰にだってプライベートがあるんだもの。そうだ、ペットボトルの紅茶があるけど、飲む?」

「ありがとう。でも、あなたが飲む分がなくなってしまわない?」

「平気。まだあるから、気にしなくていいの」



目の前で繰り広げられる平穏は、すべて計算されていたというのか。
彼はおそらく、先ほどまでの制裁を彼女に知られてるとは思っていないだろう。
心優しい彼女のこと、制裁を知れば悲しむとでも思っているのかもしれない。
だから、陰ながら彼は彼女を害するものを守る騎士のつもりなのだ。

けれど、違った。
彼女はすべて、知っていた。
自分が泣くと、彼が制裁を与えることを。
知った上での行動だったのだ。
なんと狡猾なことか。



「さ、お弁当を食べましょ。みんなで食べたほうが楽しいわ」










あれ、なんか、意味不明…?
適当にかいてったら、わけわかんなくなってしまった\(^о^)/

彼女(主) 狡賢い子。すべてのことは計算づく。
彼(従) 彼女命。彼女のためなら何だってします。彼女の前ではおとなしい好青年ですが、彼女の前以外では不良よろしく、ヤンキー。

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