KLMは始まりのABC、終りのXYZの中間に位置する途中経過という意味です。 でも、理系の管理人なのでK殻L殻M殻という意味もあります。
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まったく更新できる余地がないのに、なんでこう、ブログばっか更新してんだ、私の馬鹿^ω^
おめー社会と環境の再試落としたら来年一年に混じって授業受けにゃならんのだぞ^ω^
健康環境論も再履の人10人くらいいるのに、何よゆうぶっこいてゲームしてんだよ、私のバーローww
以下、トップのリクメモ、マフィアのおうじさま!
現在かけてるとこまで連続でだだだーっと。
名前変換なしですのでお気を付けを。デフォルト→クランチェスカ
「イタリアからの留学生、チョコ・モリナガくんです。中途半端な時期の編入だけど、仲良くしてあげてください」
さらりと揺れる綺麗な金髪、目を覆うほど長く伸ばされた前髪、頭に付けられたティアラ。
西洋人らしく、ととのった鼻筋に細長い手足、身長。
見た目はいいのに、名前がなぁ・・・、とクラスの誰もが思った。
「オレのこと、チョコとか呼ぶ奴が居たら、ぶっとばすから」
あと、性格も残念だ。
マフィアのおうじさま!
「えーっと、モリナガくんはイタリアのどこから来たの?」
「Modena」 モデナ
「彼女とか居る?」
「Non」 いない
「日本語で大丈夫?」
「Non faccia un sciocco」 馬鹿にするな
「チョコレート好き?」
「Lei sarà ucciso」 殺すぞ
うっぜー。
なにこれ、超ウザいんだけど。
そもそもイタリア語わかる奴いんの?
いたら誰かこいつらに訳してやってよ。
オレに関わるな、即刻消えろ、ってな。
マフィアのおうじさま!
大体さぁ、なんだよ、急に、クランチェスカの奴!
なにが “ちょっと国際交流しておいでよ、ジャッポーネの学校手配しておいたからさ!” だよ、ふざけんな、死ね。
しかも名前がチョコとか、マジ最悪じゃね、あいつ?(日本の菓子会社の名前だとは、後に知ることになる)
なんで菓子の名前なんだよ、オレは食えもしねーし甘くもねっつの!!
死ね死ね、クランチェスカなんか死ねばいいのに。
「おい、モリナガ」
「・・・オレになんかよう?」
「この俺様が氷帝を案内してやる。ついてこい」
「ジャッポーネって礼儀正しいとか聞いてたけど、誰だよそんなこと言った奴。あ、クランチェスカか。あぁもう、マジで死ねばいいのに、あいつ」
「おい、聞こえてんのか、留学生」
「誰が頼まれもしねーのにお前みたいなのとつきあうかっての。お前みたいな俺様野郎、オレ大嫌いなんだよねー」
あー、マジ最悪。
日本人ってさ、こう、礼儀正しくて慎ましやかでなんでも言うことを聞く働き蟻みたいなもんじゃなかったの?
あわよくば、オレの言うこと何でも聞く奴隷二、三人連れて帰ろうかと思ってたのにさー。
あーあ、ねーよ。
マフィアのおうじさま!
「わっ、ごめんなさい、大丈夫ですか!?」
「ってぇな」
なに、このデカブツ。
日本人ってちっさいんじゃないわけ?
「ごめんなさい。あ、荷物!俺拾いますね!!」
「他にお怪我はないですか?ほんとごめんなさい、よく注意力散漫だって怒られるんですけど・・・」
「あの、本当に大丈夫ですか?俺に出来ることがあったら言ってくださいね?えーと、Are you OK?」
・・・なんだ、意外とまともな奴じゃん。
謝って、頭下げて、オレの落し物拾って。
あー、そうだよな、こーゆー扱いが普通だよな。
だってオレ、王子だし。
「お前、名前は?」
「日本語・・・。あ!俺、鳳長太郎って言います」
「オートリ、か。うん、覚えてやる」
「えぇっ!?俺、そんなに強くぶつかりました?怪我しました?あの、本当にごめんなさい」
「そーゆーわけじゃないっつの。オレ、お前が気に入ったから」
マフィアのおうじさま!
「なに、このバッカーノ。祭り?」
日本って祭りが多いんだっけ?
学校でもあるのかー、へー、日本ってやっぱ変わってんなー。
つーか、女子がうっせー。
オレイタリア人だけど、ジェントルマンとかじゃねーから、女子にも優しくないの。
ここ知っといてね。
つか、皆オレに優しくしろ。
特にイタリアに居る金髪のひょろ長いどっかのボス。
てゆーかクランチェスカ。
あいつはもっと人に優しくすることを知るべきだと思うわけ。
いや、それ以前に一般常識を学ぶべきだね。
オレ的一般常識その一、息子を昨日の今日でいきなり日本の学校へ送るな
「ねぇ、これマジでなに、祭り?」
「これはね、テニス部の練習よ!」
適当な女子に聞いたら、はぁ?これがクラブ活動?
試合でもやってるわけ?
それにしても、このギャラリーの数はなんだよ。
やっぱ祭り?
どけよ、女子。オレに道をあけろ。
お、やっとコートが見えてきた。
「俺様の美技に酔いな」
「馬鹿だ、馬鹿がいる!クランチェスカ並の、でも系統の違う馬鹿が居る!!ぎゃはは、なにこれ、傑作じゃん!!」
マフィアのおうじさま!
ん、なんか急に静かになった?
つか、周りの女子がこっち見てんな。道もモーゼみたいに開けてさ。
「オレ、なんかまずいこと言った?」
それともオレがカッコいいから皆見てる?
うっわやっべ、これじゃ思考回路がクランチェスカみてーじゃん、それ最悪!
うわー、自己嫌悪。マジで自己嫌悪。
オレあいつに育てられたけどさ、あいつと似てるとは思いたくねーっつの。
あんな自己中で自己陶酔野郎と似てるとか、絶対ごめんだね。
「お前、編入生。この俺様を、馬鹿だと?」
「あぁ、なんだ。お前か、俺様野郎。ずっと気になってたんだけどさ、この馬鹿騒ぎ何?」
えー、なんでこれで相手が怒んのー?
わけわかんねー。日本人っておおらかなんじゃねーのかよ。
「答えてくんないの?ま、いーけどさ」
「その前にお前、俺様に何か言うことはないのか?」
「は?オレがお前に言うこと?んー、その性格なおした方がいいとか?ま、どーでもいいや。じゃ、オレ帰るから」
マフィアのおうじさま!
「あー、初日?別になにもなかった」
「は?ふざけんなよ!どこにいい人がいっぱいいんだよ!最悪だったっつの!」
「別にー。日本って学力マジでいいわけ?超簡単だったんだけど」
「ん。まー、うまくやってる」
「ば、ばっか!んなわけないだろ!」
「で、でもまぁ、こっちの飯味薄いし量すくねーし食った気しねーから、飯だけは、そっちのがいいかな」
「だから、違うって!オレは一人でも平気っつってんだろ!」
「おー、うん、はいはい。わかってるって。ん、ん」
「・・・もう切んの?今かけてきたばっかじゃん」
「あっそ。オレがいないからって泣いたりすんなよ」
がちゃん
マフィアのおうじさま!
「おい留学生!」
…朝っぱらからうっせーなぁ。
オレ低血圧なんだから、もちょっと気ぃ使えっつの。
つーか何?オレの名前留学生じゃないんですけどー。
「誰、お前」
「…俺様を忘れるたぁいい度胸じゃねーか」
「ふーん。あっそ。じゃ、名乗れよ。ちなみにオレ、留学生じゃなくてチョコ・モリナガ。オレってどこの誰かわからん名もなのらねぇ奴と違って、ちゃんと名乗れる良い奴!」
……ん、なんでこいつは青筋立ててんの?
つーかクラスの奴ら避難してっし。
「俺様の名前は跡部景吾だ!よく覚えとけ、モリナガ!!」
「 い や 」
マフィアのおうじさま!
「オレ、友達は選ぶタイプなんだよねー」
だから、他を当たれ。
あれ、つーかオレって友達いたっけ?
クランチェスカはアレ、友達じゃなくてむしろ親だろー。
由紗も友達じゃなくて、親とかオレの面倒みる係とか、そんなだろー。
インペラトーレのファミリーも、遊び相手とか召使とか部下とかそんなだからー。
うっわ、オレってもしかして寂しい奴!?
「おいモリナガ、お前は、俺を誰だと思っていやがる」
「は?俺様な学生Aだろ?」
「この俺様が、学生Aだと…?」
「あ!さっき名前言ってたな!!わりぃ、マジ忘れてた。っと、なんだっけ?」
あ、本気で怒ってら。
オレも年甲斐なく遊びすぎたか。
いやー、でもさ、マジこいつの反応おもしろいんだって!!
周りもなんかおどおどしてるし、なに、こいつそんな重要人物なわけ?
相手は日本のガキだ、ここは大人なオレが折れてやるか。ははん!
「良しわかった。そこまでこの俺様を侮辱したからにはどうなるかわかってんだろうなぁ?アーン?」
「は?お前人がせっかく折れてやろうと思った瞬間喧嘩かよ。対外ガキだな」
「今日の昼休み!テニスコートに来い!!」
王子様、口が悪いです。帝王様の前ではかわいこぶってる模様。
マフィアのおうじさま!
テニスコートにこいっつったって、テニスコートどこだよ。
つーかなに、もしかしてあいつとテニスしたりするわけ?
…テニス?
あ、あぁ!思い出した!!
あいつ、昨日放課後見かけた馬鹿騒ぎの真ん中で、すさまじく馬鹿やってたやつだ!!
あー、思い出した、思い出した!!
ま、せっかく誘ってもらったんだし行ってやっか。
おいそこの女子、テニスコートまで案内しろよ。
「で、来てやったけど?」
なんかスゲーギャラリーいんだけど。
つか、朝の奴(まだ名前覚えてない) はジャージでいんだよ。
え、マジでこれからテニスでもするつもりなわけ?
「おらよ」
「……ラケット?」
「んだよ、ここまで来てビビったか?」
「んー、殴り合いのケンカとかじゃねーの?」
「俺様がんな低俗なことするかよ」
「ふーん、ま、いーけど。テニスってあれだろ、ボールを相手のコートにうちこみゃいーんだろ?OKOK、全然よゆー」
マフィアのおうじさま!
ま、制服着てちょっと動きにくいけど、こんくらい余裕だな。
走って腕振るくらいなら準備運動もいらねーし。
うっし、いっちょやりますか。
「オレ、いつでもいけんぜー」
「覚悟はいいな?」
「だからいつでもいいって。お前日本語大丈夫?」
「後で後悔してもしらねぇぜ!」
はいはい、負け犬のセリフー。
ぱこーん。
おお、はやっ!
でも、オレ王子だからこんなんマジ余裕なんだよねっと。
「っせーの!」
ぱっかーん
…ありゃ?
「なんつーの、ホームラン?」
マフィアのおうじさま!
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