KLM

一回書いてた日記消したー。
ただでさえやる気ないってのに、あーうー。

えっと、bambola完結したねー。
ユーレイ！メッセ多いのに更新してなくてごめんねー。

って日記だった。
ついでだからユーレイ！続きのっけとくねー。
これの前のお話はブログのどっかにあるから頑張って探して。
おいちゃんもう限界…。

 

「えっとー、じゃ、まずトイレかな」

「は？便所？」

「うん。だって、そこなら大抵誰かいるし、まともだもん」

「あぁ、トイレの花子さんか？」

 

柳さんって、ホントなんでも知ってるよなー。
お、んで、それなら俺も知ってるぞ。
はーなっこさん、あっそびーましょー、って奴だろ？

 

「なんで花子ちゃんって決めつけるの？トイレに居る子がみんな花子ちゃんだったら、花子ちゃんだらけだよ」

 

あ、柳さんが黙った。
まぁ確かにそーだろな。

 

「だからとりあえずトイレに行って、情報収集かな。ここ何がいるかわかんないし」

 

で、適当に歩き回って案外すぐに見つかった、現在トイレ前。

 

「さ、はいろー」

「って、ちょっと待て！まさか女子トイレにはいんのか！？」

「？そーだよ？」

「お前一人で行って来い」

 

男が女子トイレなんかに入れるかっての。
しかもぶちょーとかもいんだぞ。
ますますありえねーって。
想像してみろよ、真田ふくぶちょーが女子トイレなんか入ったら、ソッコーで警察呼ばれるぞ。

 

「ダメ。赤也、離れちゃダメ」

「いいだろ、ちょっとくらい」

「ダメ。赤也、お願いだから離れないで」

 

な、なんだよ、急に。

 

「赤也、ここは彼女に従おう。最初に聞いただろ、彼女の言うことは絶対だって」

「……わかりました」

 

 

 

 

なんだよ、ぶちょーまで…。
2009/03/26

 

 

 

 

 

「あーそーぼー！あーっそびーましょー！！」

 

どんどんどん。
トイレのドアをとりあえず叩きまくるあいつ。
…これって、遊ぶんじゃなくて喧嘩売ってんじゃねー？

 

「あそぼーってば！ちょっと、出てきなよー！！」

 

がんがんがん。
借金取りの取り立てじゃねーんだから、もっとおとなしくしろよ。
それじゃ出てくる方も出てきにきぃだろ。

 

「ねーってば、聞いてるー！？」

「…もう少し優しく呼んであげたらどうかな」

「うるさい！」

 

「そうよ。おねえちゃん、あたしよりおおきいのにれいぎをしらないの？」

 

 

 

 

やっと出てきてくれたぁー！もうっ、恥ずかしがり屋さんなんだからっ！！
2009/03/27

 

 

 

 

 

「これだから、そとのひとはいやなの。ここをどこだとおもってるのかしら」

「女子トイレでしょ」

「まったく、かんがえることがようちね」

 

なんか、ガキのくせに鼻につく奴だな。
こいつがトイレの花子さんか？

 

「ねぇ、あなたはどうおもう？」

「え、俺かい？俺は…そうだな、まず女子トイレに男がいることから詫びるよ。ごめんね、嫌だろ？」

「あなたははなしがつうじるみたいね。よかった、ぼうりょくてきなひとばっかりだとおもっちゃった」

「ちょっとー！暴力的ってなに！？」

「あなたみたいなひとのことよ」

 

おぉー、ガキのくせに大人っぺーなぁ。
それにくらべ、うちんとこののガキくせぇこと…。まったく、溜息が出るぜ。

 

「っきー！いちいちうっさいガキンチョねー！！とりあえず、氷帝のこと教えてよ」

「いちいちうるさいおねえさんね。ひとにものをたのむたいどをしらないの？」

「頼むよ、困ってるんだ。君さえよければ教えてもらえないかな？」

「……あなたのおなまえは？」

「幸村精市だよ。君は？」

「わたしは氷帝の花子さんよ」

 

 

 

あそこのわたしよりこどもなおねえさんじゃなくて、きれいなあなたならおしえてあげる。せいいちおにいちゃん。
2009/03/27

 

 

 

 

「要するに、“氷帝には女王様がいる”　“今はその女王様が仕切っている”　“女王様が人間を捕まえた”　ということでいいかな？」

「そうよ。じょおうさまがいきたにんげんをつれてきたの。なんにんだったかしら、おぼえていないけど」

「ありがとう、助かったよ。ついでに、その女王様がどこにいるかわからない？」

「せいとかいしつよ。あのひと、がっこうでいちばんひろくてごうかなところがすきなの」

 

なんか、これって二人の世界ってやつ？
はぁー、ユーレイって変なのばっか。
てゆーか、女子トイレに男ばっかりっつーのも異様な光景だけどな。

 

「…なんだかんだで、トイレの花子さんは固定ネームなんだな」

「うむ。それより蓮二、なんだか話がずれているような気がするのは気のせいか？」

「気のせいだろう。一応ことは進んでいる」

 

あーあ、柳さんと真田ふくぶちょーもなんか暇を持て余してら。

 

「と、ゆーことは、その女王ちゃんをぶっとばしてあとべを奪還ね？それでオッケーね？」

「おう、そうだな」

 

 

 

でもきをつけて。じょおうさま、いちおうひょうていのじょおうさまだから。
トイレの花子さん編終了。
2009/03/27