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KLM

KLMは始まりのABC、終りのXYZの中間に位置する途中経過という意味です。 でも、理系の管理人なのでK殻L殻M殻という意味もあります。

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…ちゃはっ☆

ごーめーんー。
今日更新するつもりやってん。
バイトから帰る途中、昔通ってた塾へちょっと寄ってんな?
そしたら先生が晩御飯おごってくれるってゆーから、つい…。
ラーメンごちでしたっ!美味しかったです、あざーす!!

明日こそユーレイ!更新したいけど、きっと無理だろうなぁ…orz
明日は車が出払ってるからバスでバイト行って、そのあとお好み焼きを食べに。
…げ、月曜こそ!!

…ありー、月曜登校日じゃなかったかなー?(^ω^)



以下、更新する!っつってたユーレイ!をのっけときます。
だって、きっとこのままじゃ更新がずいぶん先になる…。










試合ができない?
どーゆーことだよ。それって、氷帝の奴らが帰ってこねーことと関係あんだな?
そして、お前は何か知ってんだな?
言えよ、今、何がどうなってんだ。

 

「何が、起こってんだよ」

 

あんまし悪いこと言うなよ。
頼むから、何も起こってないって言え。

 

「ここ、何かいる。それが、あとべたちを捕まえた。だから、あとべは逃げられない」

 

それって、もしかしなくとも、そっち関係…だよ、な?
そんな、嘘だろ?
だってここ、氷帝だぜ?立海とはちげーのに、なんで…。
…いや、とにかく、落ち着かなきゃ。

 

「だから、帰ろう。巻き込まれないうちに、かえろ?」

「何が起こってんのかって聞いてんだよ!!」

「わかんない。けど、嫌な感じがするから赤也は絶対校舎に入っちゃダメ。今行ったら、おんなじテニス部の赤也まで、巻き込まれちゃう」

 

なんなんだよ、マジで。
つまり、跡部さんたちは化け物の類に捕まってるってことだろ?
お前、それを知ってるのにほっとけっつってんだろ?

 

 

 


ほっとけるわけねーだろ、馬鹿!!

 

 

 

 

「赤也、ダメっ!やめてっ!!!」

 

やめる…わけねーし!
氷帝は広いけど、校舎まで走って3分。
行ける!

 

「やめて!お願いだから!!赤也、死んじゃうかもしれないんだよ!!」

 

だってお前、ぜってー跡部さんたちのこと助けねぇだろ。
だから、俺が助けに行くんだよ。
俺が行かなきゃ、他に、誰も気づいてねーんだから。

 

「赤也、止まって!!お願いっ!!!」

 

 

 

 

赤也ぁッ!!!

 

 

 

 

 

 


校舎の中に踏み込めば、そこはやたら静かで暗かった。
覚えてる。
この、嫌な感じ…。
普段は当たらない予想が、こんな時に限って当たるのは何かの皮肉かってーの。

 

「来ちゃったね。来ちゃ、ダメって言ったのに」

「お前…やっぱり」

「うん。ここはあの時の立海とおんなじ、彼の世と此の世の間だよ。ただ、どうなってるのかは分かんないけど」

 

珍しく、こいつがおとなしい。
今回はそんだけ、ヤバいってことか。
俺、なんかカッコつけてきちまったけど、生きて帰れんのかなー。
ま、こいつがいりゃーなんとかなっよな。

 

「へぇ、跡部たちがなかなか帰ってこないと思ってたら、こういう事だったんだ」

 

 

 

ッ!!部長!柳さんに、真田ふくぶちょーまで!!なんでっ!!

 

 

 

 

 


「赤也が走り出したのが見えたからね。追ってきたんだ」

 

ぶちょー!!
追ってきたって、あんた犬ですか!
意味もなく人を追うもんじゃないっすよ!!

 

「精市が走るのが見えたのでな」

 

真田ふくぶちょーは、ぶちょーの犬っすか!

 


「まぁ、何かあると踏んでな」

 

柳さんまで…。
マジ危ないっぽいんすよー。
死ぬかもしんないっすよー。
俺、責任なんてとれないっすからねー。
つーか、まぁ、うちの三強がそろえば無敵っぽいけど…。

 

「彼女がいるってことは、また、巻き込まれたんだね」

 

 

 

 

なに、この人たち。自殺志願者?死にたいなら殺してあげるけど。

 

 

 

 

 

そ…か、この変な雰囲気になったから、部長たちにもこいつが見えんのか。
すっかり忘れてた。
つか、これからどうすりゃいいんだよ。
どうしたら、跡部さんたち助けられんだ?
って、なにマジな顔してんだよ。

 

「………赤也、のんきにしてるけど、死ぬかもしれないってことわかってる?」

「死ぬって、お前がいるから、大丈夫なんだろ?」

「ここは、わたしも知らない場所なの!はっきり言って、逃がしてあげられるかもわかんないの!!だから、ダメって言ったのにぃ。わたしなんかじゃ、手も足も出ない何かがでたら、赤也、ほんとに死んじゃうんだよ?わたし、嫌だよぉ、赤也に、死んでほしくないよぉ…」

 


って、えぇぇぇ!!
なんかこいつ、泣き始めたんだけど!!
マジ?これなんて冗談!?
え、これ俺が泣かしたのか?
あー!先輩たちそんな目でこっち見ないでくださいって!!俺ちーっとも悪くないっす!!

 

「赤也ぁ、お願いだから、ここ出ようよぉ…。じゃないと赤也が死んじゃうよぉ。嫌だよぉ、赤也に死んでほしくないよぉ。うえーん」

「と、とと、とにかく泣くなよ!!」

「だって、赤也、死んじゃうの、嫌だもん。へぇん、へぇん」

「お、俺今生きてんだろ、死んでねぇし!!」

「でも、ここ危ないもん。何が起こるかわからないもん。わあぁん、わぁぁん」

 

お、女ってめんどくせー!!
こーゆーときって、どうやったら泣きやむんだよ!

 

 

 

 

 


赤也、死なないで。死んじゃ、嫌だよぉ。

 

 

 

 


「俺はぜってー帰んねーからな」

 

赤也、ずっと、この調子なの。
赤也だから、きっと、ずっとこのままなの。
赤也、死んじゃうかもしれないのに。
本当に本当に、危ないのに。
どうして、わかってくれないのぉ?

 

「ひっくひっく、赤也、お願いだよ。帰ろうよ」

 

けど赤也、嫌だ!って言うの。
どうしてどうして。
あとべなんてどうでもいいじゃない。
う、うぅぅううぅぅうううう!!

 

「うわぁあぁぁぁん!!あぁぁーん!!!」

「な、泣くなっつってんだろ!」

「ひ、ふっ、うぅぅぅううう、ん。んん、わ、わかった」

 

わかったよぉ。
わたし、守るよ、護る。
赤也を助ける。
赤也を守る。
赤也がそこまで言うんなら、仕方ないもん。
ひっくひっく、わかってね。
本当に危ないの。いざとなったら、こっちも強行手段とらせてもらうんだから。

 

「赤也が、そこまで言うんなら、わたし、ひっく、頑張るよ」

 

絶対に赤也を死なせないよう、頑張ればいいんだもん。
うん、頑張るよ。
赤也、わたしが赤也を守るからね。

 

 

 

 

けど、他の三人は保証しないからね?むしろ、勝手に飛び込んでくるぐらいなんだから、死んでもいいのよね?
潜入編終了

 

 

 

 


よぉーやく、こいつが泣きやんだ!
あー、女ってこんなときうぜーよな!
まぁ、跡部さんたち探しに行くっつってるからいいけどさ。

 

「あ!ねぇねぇ赤也!わたし、やることがあった!」

 

なんだよ、この期に及んで。

 

「やっていーい?いーい?」

「それでさっさと跡部さんたち見つけられるんなら、いくらでも好きなことしろ」

「きゃん!赤也ふとっぱら!すきすきっ!」

 

で、何をしよーっつーんだ?
お?真田ふくぶちょーに近づいて?
しゃがめって?
頬っぺたに手当てて…なんだよ、その距離。
しかも目ぇつぶれって!これは!
まさか、お前、真田ふくぶちょーのこと…!

 

「いい?いっせーのーせっ!!」

 

ぼこっ

 

「な、何をする!!」

お前は何やってんだー!!

 

殴った!
こいつ、あの真田ふくぶちょーを殴った!!
しかも真田ふくぶちょー尻もちついてるし!
お前どんだけ馬鹿力なんだよ!!

 

「あぁん、放して赤也!せっかく実体化してるんだから、殴らなきゃ!!」

「えーっと、幽霊さん?は、どうして真田が嫌いなのかな?」

「だってこいつ、いっつも赤也を殴るんだもん!こんな時じゃなきゃ仕返しできないでしょ!放して!もっと殴ってやるんだから!!」

 

思い出した!
こいつ、確か前もそんなこと言ってた!
あぁぁ、こいつ、本物の馬鹿だ!馬鹿だ!

 

「幽霊は真田が嫌い、と」

「いや、柳さんは柳さんでなにデータとってんすか!」

 

 

 


ちょぉー!誰か常識人はいないんっスかぁー!!
閑話休題

 

 

 

 

「いーい!ここではわたしのゆーことをちゃんと聞くこと!」

「はい」

「わかった」

「う、うむ」

 

あー、まぁ、こいつが仕切るのは妥当なんだろーけどさ。
どーしても違和感感じるよなー。
つーか、ぶちょーたちがこいつのいいなりになってんのもさぁ。
なんか、フクザツ。

 

「赤也のゆーことも聞くこと!」

「…はい」 にこ

「わかった」 ちら

「な、なぜ赤也の…むがっ!」 部長さんに口をふさがれる

 

お前余計なことをっ!!
あぁぁぁ、ぶちょーと柳さんがこえぇ!
こうなったらとっとと終わらせるぞ!
いや、終わらせたら終わらせたで後が怖いような…。
しかも、元凶であるこいつはなんか満足そうにうなずいてるしよー。
あーあ、とっとと帰るか。

 

「じゃ、みんな手ぇつなご!」

「はぁ!?遠足じゃねーんだぞ!」

「じゃなきゃ、迷子になるよ。連れてかれても、気付けないよ」

 

な、に、急にマジな顔してんだよ。
あ、つかさり気に俺の手にぎんな、馬鹿っ!
…ぶちょー!?
ぶちょーもなに俺の手握って!!
あー…、そしてそのぶちょーの手を真田ふくぶちょーが握ってて、さらにその手を柳さんが握ってて…。

 

 

 

 

だって、幽霊さんの言うことは絶対なんだろ?

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