KLM

無駄に針夢を書きたくなる衝動ってありますよね。
拙宅では過去針夢連載2本くらい…3本？あったように記憶しています。公的に出してたのは2本か。1つはブログで出したな。…ブログ含めると東洋の不思議少女とうさぎのぬいぐるみもあるな。あれは連載じゃなくてネタか。

そんなわけで続きに針親世代夢(といってもキャラ喋らないオリジナル)

「あの…」

 

そこをどいてください。
そう言いたいのだけど、次の言葉が出てこない。
わたしあまりいいたくないけど、ものすごくとろい。
外見も常に眠そうな顔をしているといわれるくらいのたれ目だ。
そのくせ短気なのだから、友人からはよくちぐはぐな性格だといわれる。

 

「そこを…」

 

どけ。
目の前のグリフィンドール生は、グリフィンドールだというのにいじめを行っている。
いじめの現場を見てしまったからにはわたしもいじめられてしまうのかしら、と不安に思った。
同じグリフィンドールならきっといじめられないだろうけど、生憎ハッフルパフだ。
敵対しているスリザリンではないから、まだ確率は低いか。
でもいじめは嫌だなぁ。
昔この口の遅さでからかわれたりしたことがある。とても嫌だった。
今回はいじめを堂々と行っているような相手だし、そんな相手にいじめられるのはかなり嫌だ。
もう無視して通り過ぎてしまおうかしら。
いやでも、わたしはココを通りたくて通ったのになんで他人の都合で迂回しなければいけないのか。
おかしい、それはおかしい。
なぜこのわたしが見ず知らずの他人の為に労力を割かねばならないのか。これはおかしい。
よし無理やり通ってやろう。

 

「じゃ　「じゃあな、スニベルス！」「あはは！お似合いだよ、その格好！」　ま」

 

ついに言ってやったと思ったら、勝手に去って行った。
わたしという脅威を第六感が察知して危険を回避したんじゃないだろうか。
げらげら笑いながら前を行くグリフィンドールは、本当にうるさくて、一度痛い目見ればいいと思った。
でもまぁこれでようやく道を通ることが出来る。早く部屋に帰ってチェスの練習をしたい。
そういえば、道の端にいじめられていた子がいなかったか。
見ざる聞かざる言わざる、沈黙の日本人だけど、周囲に誰もいないときは別だ。

 

「あの…」

 

大丈夫？
って聞く前に、いじめられっ子は立ちあがって颯爽と去って行った。
人が親切にしてあげたらこれか！このざまか！もう二度と親切はしない！！！きぃぃぃぃぃ！！！

 

 

2012/02/02

癇癪持ち主人公です。
そのくせ喋りは菱沼さんレベル(動物のお医者さんらぶ)でとろいです。
でも短気ですぐ切れます、お腹の中は常に沸騰寸前。最悪の場合口より先に手が出ます、暴力的！
見た目は本当に温厚そうで優しそうで、虫さえも殺せないような顔つきです。見た目が中身を裏切っているいい例。
おっとり系(こっちは本物)の友人は主人公の話をちゃんと聞くので、主人公の性格をわかっていますが、大抵の人は主人公の話し方にしびれを切らし最後まで聞かないので、主人公の事を勘違いしたままです。
現時点でなにがどうなってシリウスとくっつくかは予想もつきませんが、個人的に犬好きなので犬とくっつきます。

続きはたぶんない＼(^ｑ^)／